本格的に米国株に投資資金を振り向けてから、もうすぐ2年、毎月の配当金も積みあがってきた今、何のために投資するのか、もう一度考えてみたいと思います。
私は、「社内セミリタイヤ」という状況を作り出すべく行動をしているのですが、私が考える「社内セミリタイヤ」とは、若い時から蓄財し、「いつでも会社を辞められる状況」を早期に確保し、
人生何があるかわからないので、「経済的な不安定リスク」に対処するために、それでも働き続け、生活費の上昇や、不況などの経済的な変動に対処する生き方です。
会社依存から脱却し、経済的、精神的に開放された働きかた、生き方を目指します。
「明日の生活費のため」に働くことと、「自分が将来やりたいことのための蓄財目的」に働くことには、精神的に大きな違いがあります。「社内セミリタイヤ」とは、「会社からの束縛から放たれた、精神的なセミリタイヤ」とも言えます。
ある程度の資産ができてきた今、会社に居ながらにして、全く違う幸福度を体感できています。
明日、会社を辞めても困らない資産があれば「無価値な社内の出世競争や、社内調整と言った日本人ならではともいえる無駄な仕事」を、自分の前から排除することができます。
人生を好転させるため、家族のため、自分のために労働するという感覚は、仕事のストレスを、達成感というものに変換してくれます。
自らの努力=収入増
という当たり前の評価ができない日本企業の給与システムから脱出するのです。
もちろん、社内で浮いたような存在になるわけではなく、「無駄なことはしない」というスタンスで仕事に取り組むのです。
「何のために働くのか?」といつも考えながら、仕事に取り組むことが出来るので作業効率も格段に上がります。
このような、精神状態で働く状況を「社内セミリタイヤ」と定義しています。会社に縛られない、ストレスフリーな働き方です。
簡単に仕事を辞めるのでは無く、サラリーマンのメリットを活用しつつ内部的、外部的な経済の変動に対応するディフェンシブな労働環境を自分で構築するかのです。
そして、本当にセミリタイヤできる資産を構築したら、そこからは自由に暮らしていく、経済的に自立し、自分の選択で人生をコントロールする。
私は、こんな考え方、生き方のために、本業や、副業、配当で得たキャッシュフローを投資する単純作業を続けていきます。
会社は狩場であり、知らぬ間に自己犠牲を強いられ、老いていくところではありません。
- 2018年10月の配当金・分配金・優待
- 2018年10月の配当収入と口座入金日
- 月間の配当収入推移
- 年間の配当収入推移
- キャピタルゲイン(先月末比)
- 2018年10月の株式、ETF売買有無
- 配当再投資で、自由への階段を着実にのぼる
2018年10月の配当金・分配金・優待
今月の配当、分配金受取銘柄は、次に示す銘柄になります。
2018年10月の銘柄
2018年10月の配当収入と口座入金日
2018年10月の配当収入は、61,180円です。
内訳は、次の通りです。
ティッカー | 配当金 US$ |
配当金 JP¥ |
SBI証券 入金日 |
---|---|---|---|
VYM | 72.55$ | 8,126円 | 10月2日 |
PFF | 399.45$ | 44,738円 | 10月8日 |
MO | 28.80$ | 3,226円 | 10月11日 |
PM | 45.45$ | 5,090円 | 10月16日 |
合計 | 546.25$ | 61,180円 |
(1ドル112円として日本円換算)
月間配当が、少ない月でも5万円を超えるようになり、配当収入だけでも2、3ヶ月ごとに米国株を購入できるようになってきました。配当はドルベースでもらうので、為替も気になりません。これは、米国株投資家には大きなメリットです。
月間の配当収入推移
今月も前年同月より配当額が大きくなっています。
これは、今月配当銘柄の、VYM、PFF、MO、PMすべての買い増しをした結果です。徐々に、配当金が積み上がる力強さを感じます。
普段の生活では、株価の変動は全く気になりませんし、ほとんどやることが無い感じですが、配当はしっかりと毎月勝手に入金されていきます。
年間の配当収入推移
年間の配当収入の推移です。と言っても2年分ですが、米国株を買い始めたのは、2015年ころだったと記憶しています。
本格的に資産を米国株に振り分けたのは、2017年からなので、キリ良く2017年分から記載することにしました。
キャピタルゲイン(先月末比)
1日で0~50万円ほどの、変動があるので、投資元本の変動については、気にしていないません。
米国株投資をやってみようという方は、配当収入(インカムゲイン)と株価上昇益(キャピタルゲイン)の上下がどんな感じで資産に影響を与えているかを知りたいはずです。
ですから、キャピタルの増減を、月末基準で、今後記載することにしました。
これで、私が取り組んでいる米国株投資の全体を見渡すことが出来るようになり、米国株投資をやろうという方に、少しでも道しるべとなれたら幸いです。
今回は、先月末の、資産額を記憶していないので、現在の投資額を記載します。
2018年10月10日現在の投資額(米国株、ETF)は250,597.5US$です。
日本円で28,066,920円(1$112円計算)
日本株、その他資産は含んでいません、米国株とETFのみ投資額です。
優待での節約目的で、日本株も200万円ほど保有しています。
2018年10月の株式、ETF売買有無
米国株、ETF、日本株、の売買は今月はありませんでした。
これまで、短期間に、米国株に大金を一気に投下していますので、しばらくは、CASHを膨らます戦略です。
米中貿易戦争の影響が、今後じりじりと出てくると考えていますので、あわよくば、市場全体が値下がりしたときに追加購入したいと考えています。
配当再投資で、自由への階段を着実にのぼる
配当と言う名前の不労所得が月5万円を超えて来ると、「お金が自動的に集まる」効果を感じ始めることが出来ます。
現段階では、自己資金も投入しているので、円からドルに変換する際は、為替がどうしても気になるのですが、
投資金額が膨らんできて月の受け取り配当額も大きくなると、ドルベースで受け取った配当を、そのまま使って、効率的に米国株に再投資することが出来るようになります。
為替は気にせずに、ふと気が付くと、証券口座に配当が入金されていてそれを使って買い増していく感じです。
サラリーマンが月5万円の昇給のために捧げる労力と期間を考えると、米国株投資での配当収入の仕組みづくりが、効率的で効果的な素晴らしい方法だと再認識します。
サラリーマンの昇給率は、大企業でも年間2%程度、月4,000円程度ですからその威力がわかります。
5万円と言えば、学生の月のアルバイト収入です。それを働かずして得られ、徐々に複利運用や増配の効果が表れてきます。
もちろん、これまでの米国株市場の成長が、今後も続くとは限りません。リスクにつても良く考えていくことは必要です。
サラリーマンの最大のメリットである、定期的にもらえる給与を、時間的な間隔をあけて、投資に振り分けて行けば、株の値下がりリスクにも対応することが出来るでしょう。
私としては、年齢によって適切に投資商品を選び、一生涯投資家となることも視野にいれ運用していきます。
私が、投資活動を続け「社内セミリタイヤ」を目指すことで、仕事とお金に対する取り組み方、考え方、人生について考えるきっかけになれば幸いです。
関連記事
配当収入の記事です。
【2020年】
2020年1月時点のアセットアロケーション(総資産41,348,249円時)
【2019年】
【2018年】