ミタゾノの米国株投資

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【BND BLV BSV】の経費率(手数料)、純資産、配当利回りを比較して債券ETFの理解を深める

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今日は、バンガード社の

【BND】米国トータル債券市場ETF
【BLV】米国長期債券ETF
【BSV】米国短期債券市場ETF

の3つの比較をしならが、債券の特性を理解していきたいと思います。債券ETFの購入をご検討される方は参考にしていただけると幸いです。

上記、債券ETFのメリットは、何と言っても、償還時期を待たずして、毎月配当を貰え、いつでも売買できることです。

これによって、個別に債券を保有するのと比較して、長期保有のリスクを低減でき、値動きの比較的大きいBLVでは、キャピタルゲインも狙えます。

冒頭の表は2006年~2018年現在までの12年間の値動きを比較していて、紺色がBND、オレンジがBLV、薄い緑色がBSVを示しています。値動きの激しい順番に並べると

BLV>BND>BSV

となっていているのが分かります。

債券価格と株価の関係を理解する

 BND、BLV、BSVの比較をする前に、まずは債券価格と株価の関係について説明します。債券の価格と株価というものは表裏一体の関係にあと言われますが、これはどうゆうことを指しているのでしょうか?

 

それは、「債券価格が上昇すると株価は下落する」、逆に「債券価格が下落すると株価は上昇する」というものです。

これは、投資家の間では常識レベルの話ですが、今日は、復習の意味を込めて、なぜこのような関係になるのか見て行きたいと思います。

 

2018年10月現在、市場金利が上昇しています。市場金利が上昇するということは、債券価格は下落し、反対に株価は上昇します。

なぜなら、金利が上昇するということは過去に発行されている債券価値は相対的に下落するからです。

 

過去に発行された、債券の利回りよりも、新しく発行された債権の方が利回りが高いのですから、過去の債券は投資対象としての魅力が下がり、過去の債券を売りたい人が増えて、債券価格は下落します。


では、逆に、市場金利が下がった場合を考えます。不況時は、お金の流通を増やすために、金利を下げるのが金融政策の常套手段です。

結果、市場金利の下落は債券価格を上昇させます。金利の下落は過去に発行された債券に、金利が下落したぶんのプラスの価値を与えることになるためです。

 

まとめると、債券価格(株価)と金利の関係は以下のようになっています。
・市場金利上昇→債券価格の下落(株価上昇)
・市場金利下落→債券価格の上昇(株価下落)

一般的に、市場金利が上昇するのは景気がよいことを意味します。そのため、「株価が上昇すると債券価格が下落する」といことになります。

 

このことから、株と債券の両方を持っておけば、金利の変動リスクに強いポートフォリをにすることが可能です。

以上をふまえて、代表的な債券ETFの、BNDとBLVとBSVを比較していきます。 

保有債券マップ

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(以下の画像はバンガードのホームページより)

上は、BND、BLV、BSVの保有債券の格付けと、残存期間が短期、中期、長期のどこに当てはまる債券で構成されているのかを視覚的に表した図です。

BND、BLV、BSVの3つとも、格付けは、米国財務省証券/エージェンシー債、投資適格社債以上の債券で構成され、BNDは、残存期間中期の債券を中心に網羅的に、BLVは長期債券、BSVは短期債券を中心に構成されています。

一般的に、債券の信用リスク(倒産して、満期時に債券が返還されないリスク)は、

残存期間の長期のものが大きく短期は小さいとされています。

BND、BLV、BSVの経費率

  BND BLV BSV
経費率 0.05% 0.07% 0.07%

経費率が一番低いのは、BNDの0.05%です。BLVとBSVは同じ経費率で0.07%になります。

100万円分購入したとすると経費率0.05%では、500円です。経費率0.07%だと700円になります。 

BND、BLV、BSVのETF純資産額 

  BND BLV BSV
ETF純資産額 366.18億 21.78億 254.95億

(単位:USドル)

ETF純資産額はBNDが一番大きく4兆円弱となります。BLVの21.78億ドルは、比較すると少ないです。債券投資は安定を優先していると推測できます。

BND、BLV、BSVの構成銘柄数

  BND BLV BSV
構成銘柄数 8,557 2,105 2,528

(単位:USドル)

構成銘柄としてはBNDが最も幅広く分散されていることが分かります。

BND、BLV、BSVの配当利回り 

  BND BLV BSV
配当利回り 2.83% 3.99% 2.08%

(配当利回りの最新データは、リンク先をクリック)

配当利回りの高い順に

BLV>BND>BSV

になります。 3つとも毎月配当形なのもうれしいメリットです。

BND、BLV、BSVのトータルリターン実績 

ETF設定日は、いずれも、2007年4月3日です。リーマンショックを経験していることになります。

 

 2018年6月30日までのトータルリターン

  BND BLV BSV
四半期 -0.18% -1.32% 0.15%
年初来 -1.70% -5.06% -0.36%
1年間 -0.54% -1.00% -0.25%
3年間 1.68% 4.33% 0.76%
5年間 2.20% 5.05% 1.04%
10年間 3.65% 6.73% 2.16%
設定来 3.83% 6.46% 2.59%

設定来のトータルリターンとしては、配当利回りと同じく

BLV>BND>BSV

の順番になります。

 

直近は、株価上昇から債券価格が下がっていますが、1年間では、値下がり幅が大きい順に

BLV>BND>BSV

となり、長期債券で構成されるBLDが最も値下がりしていることが分かります。 

S&P500連動ETFのVOOを比較

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債券ETFとVOOの比較をしたいと思います。VOOのリターンと債券ETFのリターンの差異を知っているのは重要です。

黄色の線がVOOを示します。株高と言われていますが、VOOは160%、BNDは3.69%の値上がり率なので、リーターンのレベルの違いを理解できると思います。

まとめ

「債券ETFをどのように使うか?」とういうことを考えると、個人の年齢や、リスク許容度によって、どの債券ETFを購入するか決まってくると思います。

BNDは、他と比べても幅広くトータルに分散投資されているので、長期的に保有するならBNDを選択します。

ETF純資産も366.18億ドルと大きいことも魅力的です。

 

BNDとBSVを比較すると、経費率、ETF純資産額、配当利回り、トータルリターンすべて、BNDが上回っていると言えますので、私はBSVを買うことはないです。

 

難しいのが、BNDとBLVのどちらを購入するかですが、ETFなのですぐに売買できる利点を生かせばBLVを購入してもいいかとも思います。

 

長期的なトータルリターンは一番良いですし、債券価格が下がっている今は、買い時との見方もできます。

 

ただし、BLVは、ETF純資産額が他の2銘柄に対して、低いです。

 

以上より、私は、BNDを余裕資産(銀行にただおいているような資産)があれば、生涯投資目線で購入を検討したいと思います。

 

毎月配当なので、月に貰う配当の底上げに購入するのも良いと思います。

 

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