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【シーゲル銘柄一覧】の株価、配当利回り、配当性向を比較して投資したい優良株をみつけた【2020年版更新】

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ジェレミー・シーゲル著の「株式投資の未来」は、米国株長期投資家は、1度は読んでおくことを強く進めたい投資本の一つです。 

この本には、第二次世界大戦終戦から12年後の、1957年~2003年までのトータルリターン上位20銘柄が掲載されているのですが、この「46年間」という期間は、長期投資家の私たちの投資期間と同じレベルの長さです。 

このようなデータが手に入るのが、米国株の偉大さの一つですが、過去のデータを知り、それをどう自分の投資銘柄の選定に、生かしていくかが重要になってくるはずです。 

それでは、シーゲル銘柄について見て行きましょう。

お楽しみください。

1957年~2012年迄のリターン上位20銘柄

冒頭、シーゲル銘柄は2003年までの、トータルリターン上位20位までの米国株式銘柄であると説明したが、これでは、2008年のリーマンショックが含まれていないことになります。 

100年に一度と言われた、未曾有の金融ショックを抜いて考えていては、実際のトータルリターン上位20銘柄と差異が発生する可能性があるので、 

続編の「Stocks for the Long Run 」と合わせて、2012年迄の米国株運用成績ランキングを参考にしたいと思います。 

そして、過去10年間の増配率についても参考データとして信頼性を補強することにしました。 

【シーゲル銘柄】米国株、トータルリターン上位20位

1957年~2012年の米国株トータルリターン上位20位を示します。過去2銘柄が分社しているので今は、上位22銘柄が「シーゲル銘柄」になります。

No ティッカー 社名 年率 増配年
1 PM フィリップモリス 19.47% 46
1  MO アルトリア 19.47% 46
3 ABBV アッヴィ 15.18% 44
3 ABT

アボット・ラボラトリーズ

15.18% 44
4 KO コカ・コーラ 14.68% 53
5 CL コルゲン・パモリーブ 14.64% 53
6 BMY ブリストル・マイヤーズスクイブ 14.40% 7
7 PEP ペプシコ 14.13% 44
8 MRK メルク 13.95% 5
9 HNZ ハインツ 13.80% 5
10 CVS CVSヘルス 13.65% 13
11 TR トッツィロー 13.57% 50
12 CR クレイン 13.57% 11
13 HSY ハーシー・フーズ 13.53% 6
13 PFE ファイザー 13.38% 6
14 EQT EQT 13.16% -
15 GIS ゼネラルミルズ 13.12% 13
16 OKE ワンオーク 13.04% 13
17 PG プロクター&ギャンブル 13.00% 60
18 DE ディア 12.86% 12
19 KR クローガー 12.70% 10
20 MHP マグロウヒル 12.58%  

 PM、MOのたばこ銘柄、KO、PEPなどの飲料企業などがランクインしています。現在も優良企業とされている企業が多く含まれます。

 

次に、シーゲル銘柄の、現在の配当利回りと10年増配率を見てみます。

【シーゲル銘柄】の株価と配当利回りと配当性向

2020年1月25日更新

ティッ カー 会社名

連続
増配年

現在
株価$
配当
利回り
配当性向
PM フィリップモリス 12 86.15 5.26% 83.57%
MO アルトリア 50 60.31 6.58% 75.63%
ABBV アッヴィ 47 83.54 5.54% 49.90%
ABT アボット・ラボラトリーズ 47 90.4 1.59% 39.87%
KO コカコーラ 57 57.68 2.77% 71.07%
CL コルゲート・パーモリーブ 56 70.03 2.44% 57.57%
BMY ブリストル・マイヤーズスクイブ 10 64.16 2.69% 28.88%
PEP ペプシコ 47 142.91 2.66% 64.06%
MRK メルク 8 85.98 2.72% 43.23%
HNZ ハインツ - - - -
CVS CVSヘルス 0 71.43 2.72% 28.%
TR トッツィロー 53 34.48 1.04% 40.45%
CR クレイン 2 85.52 1.683% 24.21%
HSY ハーシー・フーズ 10 154.68 2.01% 50.01%
PFE ファイザー 10 39.82 3.78% 52.55%
EQT EQT 0 6.65 1.69% -156.68%
GIS ゼネラルミルズ 15 53.71 3.61% 58.04%
OKE ワンオーク 17 78.4 4.95% 97.96%
PG プロクター&ギャンブル 63 125.14 2.36% 60.3%
DE ディア 2 170.12 1.77% 32.40%
KR クローガー 11 28.19 2.25% 27.30%

(dividend.com調べ)

 シーゲル銘柄が今も優良銘柄なのかを検討するには、株価、配当利回り、配当性向ぐらいは見ておきたくなります。 

長期投資は、配当を貰ってなんぼの投資法ですから、配当性向が100%越えのタコ足配当銘柄はとりあえず除外したくなります。 

私個人的には、PM、MO、ABBV、KO、GIS、OKEが保有検討銘柄になります。 

過去米国株リターン セクター別ランキング

2003年度までの実績で、セクター別トータルリターンについても、ジェレミー・シーゲル著の「株式投資の未来」に記載されています。

  1. ヘルスケア 14.19%
  2. 生活必需品 13.36%
  3. 情報技術 11.39%
  4. エネルギー 11.32%
  5. 一般消費財 11.09%
  6. 金融 10.58%
  7. 資本財 10.22%
  8. 電気通信 9.63%
  9. 公益事業 9.52%
  10. 素材 8.18%
  11. S&P500平均 10.85%

上記を見ると、ヘルスケア、生活必需品など、人間が生きるために無くてはならないセクターが好成績であることに注目したいと思います。

 

歴史的に見て、結局は、人の生命が一番大事なのです。それは、今後も変わらないと思います。人は、命を維持することに消費するのです。

ジェレミー・シーゲル著の「株式投資の未来」を読んで

ジェレミー・シーゲル著の「株式投資の未来」を読んだ感想として、「長期投資」という資産構築の方法が、最も安全な運用方法であると再認識しました。

ジェレミーシーゲル氏著作の「株式投資の未来」は、豊富なデータをもとに説得力のある結論を導き出す良著です。

株価は、その時代、時々で上下していきますが、結局は地球人口の増加とともに、経済は拡大していきます。 

過去を見ると、ヘルスケアセクタと生活必需品セクタが最も成長してきました。人の生命にかかわるセクターが強いのです。 

私は、【PM】フィリップモリス、【MO】アルトリア、【PG】プロクター&ギャンブル、【ABBV】アッヴイを保有しています。 

今回、シーゲル銘柄を調査して、【GIS】ジェネラルミルズについても保有検討したいと思います。 

みなさんも、シーゲル銘柄の中で、気になる銘柄を調べてみてはいかかですか。

 

2020年1月現在の投資利益のまとめ記事です。シーゲル銘柄も保有しているので、自分が購入した時の利益も想像できます^^)

 

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