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【配当貴族一覧表】で配当利回り、10年増配率、配当性向を比較して投資したい優良株をピックアップ【2018年版】

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米国株には、配当貴族と呼ばれる連続増配企業がある。配当貴族は25年以上増配を続ける企業で、企業規模的にも大きなものが配当貴族とされる。

 

連続増配50年以上の銘柄は、配当王と呼ばれるが、JNJや、PGなど配当王銘柄も、配当貴族としてカウントされるようだ、この辺の分類法則は不明だ。

 

そもそも、長期で連続増配できる事業を続けているということ自体が、配当王、配当貴族と呼ばれる銘柄の価値だが、今日は配当貴族に分類される銘柄について見て行きたいと思います。

配当貴族一覧 【2018年】

2018年度版の配当貴族一覧表です。並びは、配当利回りが高い順番です。配当利回りを見ると【T】AT&Tは6%を超えていますが、一番利回りが悪い【SHW】シャーウィン・ウィリアムズは1%以下です。

 

配当貴族だからといって、どれでも投資しても良いということではなさそうです。

 

配当利回り重視の私としては、配当が最低でも3%以上の銘柄に投資したくなります。3%以下の銘柄は、利回り以外にも、安定性や成長性があれば投資対象とすることができるますが、私としては【JNJ】ぐらいしか魅力を感じません。

 

配当利回りのリンク先は、dividend.comです。最新の情報を確認したい方用です。

ティッ カー 会社名 連続
増配年
10年
増配率
配当
利回り
配当性向
T AT&T 33 3.3% 6.06% 56.8%
ABBV アッヴィ 45 NA 4.63% 48.9%
XOM エクソン・モービル 35 8.4% 4.11% 71.3%
CVX シェブロン 32 6.7% 3.95% 54.8%
LEG レゲット・アンド・プラット 46 7.2% 3.95% 58.0%
KMB キンバリー・クラーク 45 6.7% 3.84% 59.8%
ED コンソリデーテッド・エジソン 43 1.8% 3.75% 67.1%
FRT フェデラル・リアルティ ・インベストメント・トラスト 50 5.4% 3.39% 65.9%
PEP ペプシコ 45 8.9% 3.37% 65.2%
KO コカ・コーラ 55 7.9% 3.36% 75.4%
PG プロクター・アンド・ギャンブル 61 7.2% 3.29% 64.9%
BEN フランクリン・リソーシズ 36 14.9% 3.19% 29.3%
ITW イリノイ・ツール・ワークス 54 11.6% 3.16% 52.4%
TGT ターゲット 50 16.7% 3.10% 47.6%
APD エアープロダクツ・アンド・ケミカルズ 35 9.6% 2.89% 59.1%
CINF シンシナティ・ファイナンシャル 57 3.5% 2.87% 67.3%
GPC ジェニュイン・パーツ 61 6.5% 2.86% 50.9%
TROW T ロウ・プライス・グループ 31 12.9% 2.86% 38.6%
MMM スリーエム 59 9.4% 2.83% 53.0%
EMR エマソン・エレクトリック 61 5.9% 2.81% 60.8%
ADM アーチャー・ダニエルズ・ミッドラン 42 10.8% 2.73% 39.1%
CL コルゲート・パルモリーブ 54 8.6% 2.65% 55.6%
VFC VFコーポレーショ 45 11.9% 2.63% 56.5%
MCD マクドナルド 41 9.8% 2.62% 60.7%
JNJ ジョンソン・エンド・ジョンソン 55 7.4% 2.59% 44.2%
NUE ニューコア 44 9.1% 2.59% 19.9%
CLX クロロックス 40 8.0% 2.56% 59.9%
AFL アフラック 35 8.1% 2.35% 25.6%
DOV ドーバー 62 11.0% 2.32% 39.8%
WBA ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス 42 16.2% 2.28% 29.4%
SWK ブラック・アンド・デッカー 50 7.1% 2.25% 31.6%
MDT メドトロニック 40 14.2% 2.15% 39.1%
WMT ウォルマート 43 9.4% 2.13% 43.2%
SYY シスコ 47 5.7% 2.01% 41.3%
GWW W.W. グレインジャー 46 14.2% 1.99% 33.9%
LOW ロウズ 55 19.3% 1.96% 37.0%
ADP オートマティック・データ・プロセッシング 43 11.0% 1.94% 53.4%
PPG PPGインダストリーズ 45 5.2% 1.91% 31.0%
PNR ペンテア 41 8.7% 1.81% 30.3%
HRL ホーメル・フーズ 51 16.3% 1.77% 42.9%
ABT アボット・ラボラトリーズ 45 5.7% 1.63% 38.9%
MKC マコーミック 31 8.9% 1.47% 41.6%
BF.B ブラウン・フォーマン 33 8.5% 1.34% 37.6%
BDX Becton Dickinson 46 11.6% 1.30% 27.2%
ECL エコラボ 32 12.4% 1.11% 30.5%
CTAS シンタス 35 15.3% 0.93% 22.4%
SHW シャーウィン・ウィリアムズ 39 10.4% 0.86% 17.8%

我々長期投資家には、定期的に配当と言う名の不労所得をもたらしてくれる利回りに注目しないといけないのはもちろんですが

 

これからも増配を続けられるかが最も重要なのではないでしょうか?配当貴族銘柄の配当性向は、まだまだ余裕があるので減配はし難いでしょう。安心して投資できます。

配当貴族の中で私が保有中の3銘柄

配当貴族で私が保有中の3銘柄について紹介します。

【T】AT&T

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【T】AT&Tは毎年4セント増配されていきます。配当利回りも6%以上ですし、配当性向も50%代と余裕があります。

【XOM】エクソン・モービル

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【XOM】は石油関連銘柄です。原油価格は大きく変動しますが、これまで増配を続けてきました。そんなディフェンシブな銘柄ということで、私は保有しています。

【PG】プロクター・アンド・ギャンブル

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一般消費財セクターは、ディフェンシブ銘柄です。【PG】の増配率は年々下がってきていますが、配当性向は、約70%とまだ余裕があります。

まとめ

配当貴族銘柄は、連続増配25年以上の銘柄で、優良企業銘柄ばかりです。ですが、配当利回りが1%以下のものもあり、個別株をこの中から購入する場合は、利回りの良い【T】、【ABBV】、【XOM】などから選びたくなります。

 

配当性向については、どの銘柄も余裕があるので、連続増配を続けていく銘柄が多いと思いますが、実際に購入するとなると、配当利回りにこだわっていきたいと思います。

 

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