【CVS】CVSヘルスは1914年に創業されたドラックストアチェーンです。と言っても、
日本のドラックストアとは趣を異にしていて、従業員は25万人以上にもなります。
小売業界では、7位の売上高を誇っており、その規模の大きさが感じられると思います。
2019年全米小売業売上ランキング
2019年 順位 |
昨年 順位 |
全米小売業売上高ンキング |
売上高(全米) 単位(10億ドル) |
1 |
1 |
ウォルマート |
$387.66 |
2 |
3 |
アマゾン |
$120.93 |
3 |
2 |
クローガー |
$119.70 |
4 |
4 |
コストコ |
$101.43 |
5 |
6 |
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス |
$98.39 |
6 |
5 |
ザ・ホームデポ |
$97.27 |
7 |
7 |
CVSヘルスコーポレーション |
$83.79 |
8 |
8 |
ターゲット |
$74.48 |
9 |
9 |
ロウズ |
$64.09 |
10 |
10 |
アルバートソンズ |
$59.71 |
- 【CVS】CVSヘルスの事業内容
- 【CVS】CVSヘルスの基本情報
- 【CVS】CVSヘルスの権利落ち日と配当支払日
- 【CVS】CVSヘルスのチャート
- 【CVS】CVSヘルスの一株利益と一株配当
- 【CVS】CVSヘルスの一株配当と増配率
- 【CVS】CVSヘルスの一株配当と配当性向
- 【CVS】CVSヘルスのEPSとBPS
- 【CVS】CVSヘルスの売上と利益推移
- 【CVS】CVSヘルスのキャッシュフロー
- 【CVS】CVSヘルス まとめ
【CVS】CVSヘルスの事業内容
CVSヘルスは総合ヘルスケア企業です。
医薬保険管理、処方薬郵送、薬品小売・専門店疾病管理プログラム、店頭クリニックなどが主な事業内容です。
米国全土およびプエルトリコでチェーン店を展開していますが、売上のほぼ100%が米国です。
【CVS】CVSヘルスの基本情報
(出典:dividend.comのホームページ)
ティッカー:CVS
本社:アメリカ合衆国
配当利回り:2.73%
1株配当:年間2.00ドル
配当性向:28.44%
連続増配年:0年
配当利回りは、2.73%。配当性向についても、28.44%と余裕があります。
【CVS】CVSヘルスの権利落ち日と配当支払日
【CVS】CVSヘルスの過去の 配当落ち日は、上表2列目になります。配当落ち月は、1月,4月,7月,10月で、配当支払い月は2月,5月,8月,11月の年4回です。
【CVS】CVSヘルスのチャート
10年間の株価チャート(月足)
(出典:SBI証券)
2015年以来右肩下がりを続けていた株価も2019年5月ごろから強い上昇を見せています。
5年間の株価チャート(週足)
(出典:SBI証券)
これ以下のデータは、出典についての記載がない場合、MorningStar社のホームページより取得し、僕がグラフ化したものです。最新情報はMorningStar社のホームページを参照ください。
【CVS】CVSヘルスの一株利益と一株配当
【CVS】CVSヘルスの一株配当と増配率
2017年まで増配を続けていましたが、2018年に連続増配がストップしました。
理由は、2017年に、約690億ドルで医療保険会社のエトナの買収を発表しています。
このため、2018年の配当は2ドル据えおきです。
【CVS】CVSヘルスの一株配当と配当性向
【CVS】CVSヘルスのEPSとBPS
【CVS】CVSヘルスの売上と利益推移
営業利益率が低いというのが、特徴と言えます。小売業は利益率が低いというのはありますが、経営的にはもう少し高い10%台で経営してほしいところです。
2018年に純利益がマイナスになっているのは、エトナの買収費用と、過去の買収の暖簾現存処理による一時的なものです。
営業利益を見るとわかりますが、営業ベースでは増益です。
【CVS】CVSヘルスのキャッシュフロー
フリーキャッシュフローは毎年順調に稼いでいますが、売上はここ最近伸び悩んでいるように見えます。
【CVS】CVSヘルス まとめ
(出典:https://sustainablejapan.jp/2015/09/24/cvshealth-tobacco/18861)
CVSヘルスは、日本でイメージするドラックストアチェーンとは業態は異なっています。
事業は、小売り、医薬品販売、医療保険などで、面白いのが医薬品の販売店に簡易的な店頭クリニックを併設しているところです。
2018年から医療保険事業にも参入し、そのシナジー効果も容易に想像できます。ドラックストアで、ちょっとした薬の購入、治療、医療保険まで購入できるって便利すぎます。
M&Aにも積極的で、売上が伸びるごとにフリーキャッシュフローも順調に伸びています。気になるのはやはり、営業利益率が低いというところです。
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