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【JNJ】ジョンソン・エンド・ジョンソンの株価、決算、増配推移、高配当利回り分析でスッキリしました

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【JNJ】ジョンソン・エンド・ジョンソンは、アメリカ合衆国ニュージャージー州ニューブランズウィックに本社を置く、製薬、医療機器、その他のヘルスケア関連製品を取り扱う多国籍企業です。

 
我が家を捜してみると、子供のシャンプーがJNJ製であったりして、気付かないうちにすでにお世話になっていました。
 
生活には欠かせない製品を販売している企業です。生活に浸透している企業は強いですよね。
 
では、長期投資先としてはどうなのでしょうか。見ていきましょう。

 【JNJ】ジョンソン・エンド・ジョンソンの事業

 我が家に、【JNJ】の製品があるということは、皆さんの家にもあるのではないでしょうか。では、【JNJ] ジョンソン・エンド・ジョンソンの販売先についてまずは見ていきましょう。

その前にJNJの世界での売り上げ高は、

76,450mil$(2017年)です。日本円で、約8兆4,000億円規模の会社です。

地域別売上構成割合

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売上の半分以上を米国、続いて2割が欧州です。2割がアジア・太平洋地域での売上です。

 

では売っている商品はどの様な種別のものでしょうか。見ていきましょう。

セグメント別売上構成割合

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医薬品、医療機器で、65%を占めています。一般消費財は35%です。

【JNJ】ジョンソン・エンド・ジョンソンの基本情報

ティッカー:JNJ
本社:アメリカ合衆国ニュージャージー州ニューブランズウィック
配当利回り:2.93%
1株配当:年間3.6ドル。
配当性向:44.3%
連続増配年:55年

PER:23.2
PBR:5.21
ROE:-
ROA: -
EPS:10.6%
上場:ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場

「連続増配年55年の配当王」このように連続増配を続けている企業は、残念ながら日本にはありません。私のポートフォリオにも組入れています。配当利回りは、2.93%ですが、今後も増配を続けていくはずですので、生涯保有銘柄です。

【JNJ】ジョンソン・エンド・ジョンソンの権利落ち日と配当支払日

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 【JNJ】ジョンソン・エンド・ジョンソンの過去の 配当落ち日は、上表2列目になります。配当落ち月は、2月,5月,8月,11月で、配当支払い月は3月,6月,9月,12月の年4回です。

【JNJ】ジョンソン・エンド・ジョンソンのチャート

10年間の株価チャート(月足)

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 5年間の株価チャート(週足)

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2017年の年末まで株価チャートは美しく右肩上がりを続けていましたが、2018年に入り下落しています。

【JNJ】ジョンソン・エンド・ジョンソンのEPSと一株配当

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一株当たり利益(EPS)は2016年まで漸増しています。一株配当(DPS)も右肩上がりです。

【JNJ】ジョンソン・エンド・ジョンソンの一株配当と増配率

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増配率は、ここ10年下がってきていますが、それでも5%以上を維持しています。

【JNJ】ジョンソン・エンド・ジョンソンの一株配当と配当性向

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配当性向は、50%と余裕があります。すばらしい。

【JNJ】ジョンソン・エンド・ジョンソンのBPSとEPS

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JNJは自社株買いに積極的で、株主価値をたかめてくれています。10年前からすると5%ほど自社株買いしています。

 

BPSについても、過去10年右肩上がりを続けています。EPSについては4.57$から5.93$に成長しています。

 

2017年EPSが下がっているのは、米国の税制改革による影響です。

【JNJ】ジョンソン・エンド・ジョンソンの売上と利益推移

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 売り上げ、営業利益、純利益とすべての数字がゆるやかな右肩上がりを描いています。また、10年前に20%ほどであった営業利益率は30%近くまで上昇しています。2017年は税制改革による多額の費用計上をおこなったため、純利益、営業利益がさがり大赤字と言う結果です。 

【JNJ】ジョンソン・エンド・ジョンソンのキャッシュフロー

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医療機器、製薬業界は研究開発費がかかるので、投資キャッシュフロー高めですが、研究開発費に投資しながらも営業キャッシュフロー、フリーキャッシュフローも潤沢に稼げているため、経営は安定的です。

 

米国株投資で、コア投資先とする人もいるJNJ、業績分析してみると投資のコアとすのも良くわかります。

 

株価は、外部環境により上げ下げしますが、最終的には実態の株価に近づいていきます。キャッシュを稼いでいる財務がすばらしい企業を買えば、長期保有では安定して稼ぐことができます。