ミタゾノの米国株投資

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【ABT】アボット・ラボラトリーズの株価は2018年も右肩上がり、配当利回り4.77%の【ABBV】アッヴィと比較して資産を築けるか検討した。

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【ABT】アボット・ラボラトリーズは、連続45年増配を続けていて、限りなく配当王に近い、配当貴族銘柄です。そして、1957年~2012年までの運用成績ランキングトップ20で、堂々の2位を獲得したシーゲル銘柄でもあります。

 

今日、この銘柄の記事を書いているのは、2013年に【ABT】から分社独立した【ABBV】アッヴィの記事を過去に書いて【ABT】アボットに興味を持ったからなのですが、

 

今日は、「【ABBV】の分社前の、親会社はどんな会社だとろうか?」という純粋な問いに答えを出すべく、【ABT】と【ABBV】を比較目線で分析していこうと思います。

 

米国株長期投資家が熱視線をおくる優良企業の分社前、分社後の、それぞれの会社の財務状況や配当利回りは、どのようになっているのか?という見方も面白いのではないでしょうか。

 

ところで、過去調査した際に【ABBV】アッヴィを私のポートフォリオに入れると確信したことから、分社前の会社の【ABT】アボットの記事を書いていますので、そういった私個人の思いが記事の内容に、見え隠れしていることは気にしないでください。

 

投資は、ご自分での最終判断が前提とされますが、他の人の見方はどのようなものか?を個人ブログで確認するということも面白いことですし勉強にもなります(私見です)。

 

このブログもそういった知識を深めるブログの一つとして運営していきたいと思っています。少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

【ABT】アボット・ラボラトリーズの概要

【ABT】アボット・ラボラトリーズは1888年創業の歴史ある国際的なヘルスケア企業です。45年間連続増配の配当王に最も近い配当貴族銘柄で、配当金の支払いは連続93年間も続けています。

 

ジェレミー・シーゲル博士の「最も富をもたらす企業は、永続する企業」であるということを体現している企業です。

 

事業としては、160ヵ国以上に展開していて、新興国42%、先進国58%で新興国への進出が特徴です。

 

事業内容は、医療機器、診断薬、診断機器、ジェネリック薬品など多岐に渡っていて、販売網と販売商品が豊富な地球規模の企業です。

【ABT】アボットの売り上げと利益  

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アボットの売り上げ推移を見ると、2012年まで右肩上がりで、営業利益率も20%前後と非常に優秀な経営していることがわかります。創業から130年ほどたっている企業の成長力と考えると感心の一言です。

 

2013年に売上高が落ちているのは【ABBV】を分社独立させたためで、その後の業績も右肩上がりを続けています。

 

【ABBV】アッヴィを分割したのが2013年なので、分割前の2012年との比較をしてみましょう。

 

売上高

2012年 4兆4,000億
2013年 2兆4,000億

ザックリとした売り上げですが、分割時に2兆円ほど下がっています。【ABBV】を分割した影響が大きいと考えられますが、次に【ABBV】の売上と利益のグラフと比較してみましょう。

 

単純には、分割した【ABBV】の2013年の売り上げが2兆円ほどあればつじつまが合うはずです。

【ABT】と【ABBV】の売り上げと利益の比較 

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グラフが小さくなって申し訳ないですが、左が【ABT】アボット、右が【ABBV】です。縦軸、横軸の値は、各グラフ同じなので純粋にグラフの長さで比較できる状態です。

 

2013年の【ABBV】の売上高を見ると18,790US$Milで約2兆円ほどの売上高で【ABT】アボットの売上高減幅とつじつまはあうことが分かります。

 

注目すべきは、【ABBV】の営業利益率で30%程あることに注目して頂きたいと思います。これはマザー企業【ABT】アボット・ラボラトリーズよりも、【ABBV】が稼ぎやすい事業を行っていることが伺えます。

 

分社独立時に良い事業を【ABBV】に移したと見ることができると思います。現に、分社後の【ABBV】の売上高の伸びは【ABT】よりも大きいですし、安定した成長を見せています。

 

2015年には【ABBV】が、【ABT】の売上高はを抜いています。2017年には

 

ところで、2013年に分社したはずなのに、【ABBV】のデータが2009年から存在しています。不思議だと思いませんか。

 

これは米国の会計システムによるものだと私は考えていますが、正確のところは分かっていませんので、だれか詳しい方がいらっしゃったら教えて頂ければ幸いです。

 

念のため、データの出典を記載しておきます。

(出典:ABT Abbott Laboratories Stock Quote Price | Morningstar

【ABT】と【ABBV】のチャート比較

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チャート比較は、上昇率で比較しています。。 株価については、【ABT】アボットの方が現在のところは上げ幅が大きいですが、そこまで大差はないようです。2018年初頭は【ABBV】の方がパフォーマンスが良かったようです。  

 【ABT】の1株配当と配当性向

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【ABT】の税引前配当利回りは、1.55%なので、配当だけ見るとインカムゲインをメインに考える私としては【ABT】アボットは投資対象としては見ることができません。配当利回りが4%前後の銘柄は米国株には沢山あります。

 

しかしながら、【ABT】も増配を続けているし、業態、株価も堅調な優良銘柄であることは事実です。今後、大幅な増配があれば投資対象としてモニターしてきたいと思います。

【ABT】アボット・ラボラトリーズのキャッシュフロー

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フリーキャッシュフローを安定して創出できていていて、なおかつ投資キャッシュフローも大きくないので、安定した経営が伺えます。分社後の2013年もフリーキャッシュフローは成長をしていて、M&Aの原資として活用されているようです。

【ABT】と【ABBV】に100万円投資したら?

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グラフを見ての通り、税引後配当利回り、1.1%と3.42%では、将来の資産額は大きく異なります。これが私が、【ABT】アボットに投資しない理由です。

 

人間が生きられる年齢を考えると、税引後配当利回り3%以上、目標4%以上の利回りで運用していくことが重要で、資産が積み上がってきたら、年齢とともに配当利回りが落ちても、安定的な銘柄にシフトしていけばいいのです。

【ABT】アボット・ラボラトリーズまとめ

今回、分社独立した【ABBV】アッヴィの分社前の元会社【ABT】アボット・ラボラトリーズを比較しながら、見てきましたが、インカムゲイン(配当)を基軸とした投資家の私としては、どうしても配当利回りが1.55%と低いと他の高配当銘柄と比べると見劣りします。

 

企業としては、優良な経営を続けているので魅力的ですが、投資対象としては少々不満です。

 

今後株価が上がり続けることが分かっていれば投資できますが、株価は誰にもも予想が付きません。だから、比較的コントロールできる配当に注目した投資をしているのですが、私なら、分社独立した【ABBV】アッヴィの方を購入します。

 

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