①資産の増加予想を立てられる。
②配当金の再投資の計画ができる。
③運用成績の評価がしやすい
④投資戦略、銘柄の見直し
【配当王】は連続増配50年以上、【配当貴族】は25年以上と言われていますが、この配当王や、配当貴族にまだ入っていないけれど、それに近い企業の一覧を見たいと思ったことはありませんか?
今日は、その調べ方と私が普段やっている銘柄選定の手順を簡単に紹介します。
dividend.comを参照する方法
dividend.comは便利なサイトです。
連続増配年の検索で、私が普段使いしているのは、「dividend.com」なのですが、知りたい銘柄のティカー、例えばマイクロソフトだと「msft」、コカ・コーラだと「ko」をグーグルの検索窓で、
「dividend.com msft」や「dividend.com ko」としてアンド検索すれば、だいたい検索順位1位で検索されます。
次が、上記の手順で検索したMSFTページの上部分の画像です。
データの見方
データの見方を説明しるために、 上のホームページ画面の、データ部を少し拡大したのが、次の画像です
上段
DIVIDEND YELD:配当利回り
ANNUALIZED PAYOUT :1株当たりの年間配当額
PAYOUT RATIO:配当性向
DIVIDEND GROWTH:連続増配年
下段
PRICE :現在の株価
QUOTO TIME : データの時間
TODAY'S VOLUME :売買数
OPEN PRICE : 始値
DAY'S RANGE: その日の取引値の最大最小幅
PREVIOUS CLOSE: 前日終値
52WEEK LOW/HIGH 52週(1年間):の株価の安値高値
PERCENT OFF 52WEEK-HIGH:52週(1年間)の高値からの下落率
を表します。
dividend.comで検索すると、ページの上の方に配当利回りや、連続増配年数、配当利回りが書いているので、思い付きでササッと検索したときは便利です。
ただし、これは調べたい企業名やのティーカーシンボルを知っているときなので、「今は知らない優良企業を探したい」という場合にはお手上げです。
こんな時に重宝するのが次のサイトになります。
The DRiP Investing Resource Centerが超便利
連続増配年から優良企業を探したいとき、本当に探したいのは「連続増配年が長く、配当利回りが高く、増配率が良い銘柄」です。
それが簡単にできるのがThe Drip Investing Resource Centerです。
次が検索したページの上部分の画像です。
上の画面の、Infomation項目部を少し拡大したのが、次の画像です
エクセルデータとPDFのデータの2種類がありますが、エクセルのソフトをお持ちの方は断然エクセルデータを見たほうがデータ分析ができるのでオススメです。
赤で囲んでで示している部分の「Excel Spreadsheet」をクリックすると、増配年数や配当利回りなど、数多くの株式情報を完全無料で参照できます。
しかもエクセルの機能の「データ抽出(スポイトアイコン)」を使用して並び替えすれば、連続増配順、トータルリターン順など、見方を変えて、一覧で見ることが出来るので大変便利です。
エクセルでの並び替え例
では、「Excel SpreadSheet」をダウンロードして、並べ替えた結果の写真を下に示します(必要ないデータは非表示にしています。)。
抽出条件としては、
連続増配年が22、23、24、25年での銘柄
配当利回り順に並び替え
そして、DGR1-yr、3-yr、5-yr、10-yrは、1年、3年、5年、10年増配率を示します。
配当貴族が25年以上だとすると(実際は、企業規模なども配当貴族銘柄になるためには一定の基準があるようですが詳細は不明です。)
今回配当貴族になりかけの銘柄を抽出したわけです。
53列目の「Enbridge Inc」が配当利回りも6.55%とよく過去のDGR(増配率)も高く、直近1年は17.1%の増配率です。良い銘柄でしょうか?
ではチャートはどんな感じかな?ということでチャートを見てみると次のようです。
直近は株価が下がっているから配当利回りが上がっているようだ。
でも6.55%の配当利回りは魅力的。連続増配年は22年。
2008年のリーマンショックも増配した企業は好感が持てるな。
今後の値動きをチェックして購入するか検討しよう!!
といった感じで銘柄を絞っていくことが多いです。
皆さんも是非お試しください。
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