【MCD】マクドナルドは、アメリカ合衆国に本社を置く世界最大のファストフードチェーンストアです。
直営店とフランチャイズ店を世界中で展開しています。豊富な低価格帯メニューを提供していて、その売上高は他のファーストフードチェーンの追随を許しません。
株価は、ご覧のように素晴らしい右肩上がりで配当利回りは2.44%、連続増配42年の実績があります。では【MCD】マクドナルドについて銘柄分析していきます。
- 【MCD】マクドナルドはどんな事業をしている会社か?
- 【MCD】マクドナルドの基本情報
- 【MCD】マクドナルドの権利落ち日と配当支払日
- 【MCD】マクドナルドのチャート
- 【MCD】マクドナルドの一株利益と一株配当
- 【MCD】マクドナルドの一株配当と増配率
- 【MCD】マクドナルドの一株配当と配当性向
- 【MCD】マクドナルドのEPSとBPS
- 【MCD】マクドナルドの売上と利益推移
- 【MCD】マクドナルドのキャッシュフロー
- 【MCD】マクドナルド まとめ
【MCD】マクドナルドはどんな事業をしている会社か?
【MCD】マクドナルドがどんな事業をしているか今更説明する必要もないかもしれませんが、世界的なファーストフードチェーンを展開しています。僕はダブチーが好みなのですが、マックの創業の歴史について少し話をしていきます。
マクドナルドは創業時はホットドックを売る小さなお店でした。1940年代からハンバーガを取り扱い始め、そして現在の連続的な調理方法を開発します。早い、安い、うまいのファーストフードの誕生です。
時は経ち、1954年に数店舗のチェーン展開していたマクドナルド兄弟のお店に、レイ・ロック氏がミルクセーキを作るミキサー機の営業にやってきました。
マクドナルドのハンバーガーの調理方法を一目見たレイ・ロック氏は、お客を待たせない最先端の調理方法に一目ぼれ、マクドナルド兄弟と独占契約を結びフルスピードでチェーン展開していきます。
現在では世界で、37,241店舗数を誇ります。ただし、ファーストフードチェーンで世界NO1の店舗を誇るのは、43912店舗のサブウエイです(2017年調査時)うんちくとして覚えておくといいかもしれませんね。
先見の明があったレイ・ロック氏のおかげもあり、マクドナルド兄弟が開発した調理販売法は世界中に広められ、多くの外食産業の参考にするところとなっています。歴史を感じる話です。
【MCD】マクドナルドの基本情報
(出典:dividend.comのホームページ)
ティッカー:MCD
本社:アメリカ合衆国 イリノイ州 シカゴ
配当利回り:2.44%
1株配当:年間4.64ドル
配当性向:60.7%
連続増配年:42年
連続増配年42年です。配当利回りは2.44%。配当性向についても、60.7%とまだ余裕があります。
【MCD】マクドナルドの権利落ち日と配当支払日
【MCD】マクドナルドの過去の 配当落ち日は、上表2列目になります。配当落ち月は、2月,6月,8月,11月で、配当支払い月は3月,6月,9月,12月の年4回です。
【MCD】マクドナルドのチャート
10年間の株価チャート(月足)
(出典:SBI証券)
2015年末から株価の伸びが大きく変化して株価は右肩上がりになっています。増配にも積極的で、増配のおかげで株が買われるという好循環が続います。
5年間の株価チャート(週足)
(出典:SBI証券)
5年チャートを見るとわかりやすいですが、2015年の年末の100$付近から、株価の成長の波がやってきて、倍近くの株価になっています。
これ以下のデータは、出典についての記載がない場合、MorningStar社のホームページより取得し、僕がグラフ化したものです。最新情報はMorningStar社のホームページを参照ください。
【MCD】マクドナルドの一株利益と一株配当
【MCD】マクドナルドの一株配当と増配率
DPS(一株当たり配当)は、美しい右肩上がり、増配率も近年上昇傾向です。
【MCD】マクドナルドの一株配当と配当性向
2015年まで配当性向が上がっていましたが、近年は増配を続けているのに下がってきています。こういった業績向上による増配は優良企業の証。連続増配42年ですが、まだまだ持続可能な増配を維持できそうですね。
【MCD】マクドナルドのEPSとBPS
BPSがマイナスになっていますが、これは会計的に有利な手法です。低金利でお金を借りて自社株買いをして、借金して、税金を下げるためです。
EPSは右肩上がりで上がっています。このようなEPSとBPSの関係があることを覚えておくと企業がどうゆう目的で会計的に有利な方法を使おうとしているのか理解できます。
低金利でお金を借りられる信用と利益が安定して見込める企業じゃないとできない手法です。
【MCD】マクドナルドの売上と利益推移
中国での製造工場での不祥事を発端に経営改革を進めていたマクドナルド、その効果が2016年から出始めているようです。見ての通り、マクドナルドの営業利益率は非常に高く、効率的な調理方法と顧客の信頼のたまものです。
2018年の営業利益率は40%越えと驚異的な値をたたき出しています。
【MCD】マクドナルドのキャッシュフロー
営業キャッシュフローは2017年まで下がってきていましたが、2018年は店舗の売却により上がっています。注目は、フリーキャッシュフローの安定性です。
【MCD】マクドナルド まとめ
マクドナルドは9割がフランチャイズ店で、そのロイヤリティ収入で稼いでいます。だから営業利益率が高いのですが、株主還元についても積極的で、過去5年の総還元性向は200%近いです。
僕は、現在の株価はやや高いと思いますが、米国株投資家に人気もあり、ポートフォリオに組み入れの検討の価値がある銘柄だと思います。
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