ミタゾノの米国株投資

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【T銘柄分析】AT&Tの権利落ち日と配当月はいつ?高配当利回り5.82%、反トラスト法裁判完全勝利!-ミタゾノ

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ミタゾノです。 

米連邦地裁は6月12日、米通信大手AT&Tによる米メディア大手タイムワーナーの買収を承認する判決を下しました!!!AT&Tの完全勝利です。

 

両社は2016年10月に買収合意を発表したのですが、17年11月に米司法省が健全な競争を阻害するとして阻止を求めて提訴し法廷闘争に発展しました。そして12日に判決が出されました。

 

判決はAT&Tに対して一部の資産売却なども求めず、米司法省の主張を全面的に却下しました。

 

AT&Tによるタイムワーナーの買収額は854億ドルと超巨額!現在の為替では、日本円で9兆4,413億円になります。

 

タイムワーナーは、傘下に米CNNや人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」などを手がける有料テレビ局HBOを持っています。

 

AT&Tは動画視聴の中心が携帯端末に移るなか、有力なコンテンツを傘下に収めて利用者の囲い込みを狙っているようです。

 

直近で株価は、31.17$まで下落していましたが、裁判結果の発表が近づくについれて上昇し、判決が出た12日終値は、34.35$です。

 

明くる13日は、32.22$(-6.2%)に下落しました。判決が出た、材料出尽くし感と、9兆4,413億円規模の買収の財務リスクから値下がりしたと思われます。少し調整は続くと見ています。

 

私は33$付近で追加購入していますが、裁判に勝利した今、さらに追加購入したいと考えています。

 

連続増配33年の配当貴族企業ですからね。配当利回りは12日終値基準で、5.82%となっています。

 

それでは、本日は、高配当のAT&Tの銘柄分析をしていこうと思います。

追記

2018年10月27日追記

直近AT&Tは値下がりしていて、追加購入検討領域に入ってきている、30$付近の抵抗線を突破し、10月26日の終値で、29.09$と、過去52週(1年)で最も値下がりしている。1年チャートを見てみると数日で大きく下げていることが確認できる。

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下げた理由は、決算内容の影響を受けてのことだが、内容を見るとそこまで悪くないと思う。

T【AT&T】は、2018年10月24日米東部時間の午前8時30分に第3四半期決算を発表した。 売上は457億ドルと市場予想を上回ったが調整後EPS(1株利益)は市場予想を4セント下回る90セント/株でした。

 

営業利益は73億ドル、純利益は47億ドルだった。 会社は年間見通しの調整後EPSの上限を3.50ドル/株に据え置いた。

 

【T】AT&T 損益計算書  単位:百万ドル
       FY2018   FY2017   FY2018   FY2017
       3Q(3ヵ月)  3Q(3ヵ月)  3Q(9ヵ月)   3Q(9ヵ月)
売上高     41,297   39,668    122,763   118,870
営業利益     7,269   5,807    19,936    18,689

親会社株主に帰属する
純利益      4,718   3,029    14,512    10,413
基本EPS     0.65    0.49     2.19     1.69
希薄化後EPS   0.65    0.49     2.19     1.69

 

黒字であるが、純利益が思ったより下だったということで株価が下げている。

 

というのが今の状況です。売り上げが伸びているにも関わらず、純利益が下がるということは、協業他社との競争で、【T】のビジネスモデルは、稼ぎづらくなってきているということを物語っている。

 

しかしならが、個人的には、追加購入を検討する水準まで株価がが下がってきているので、ちょこちょこと、15万円単位で追加購入していきたいと思っています。

 

AT&Tは連続増配33年の配当貴族銘柄であるし、配当利回りが6.88%まで上昇してきているので、長期投資家の私としては、十分すぎるほどに購入メリットがある水準です。

 

追記はここまで

  

【T】AT&Tはどんな会社か?

AT&T Inc.は、アメリカ最大手の電話会社で、インターネット接続、映像配信サービス等を提供しています。

 

本社はテキサス州ダラスにあり、AT&Tとは旧社名 The American Telephone & Telegraph Company からとったものです。

 

2014年にディレクTVを買収し、2015年に485億ドル(5兆3,350億)で買収完了

 

今回、裁判に勝利したことにより、タイムワーナーの買収の手続きに入っていくはずです(注:米司法省が上告するかは現在未定です。)。

 

このところは連続して、巨額な企業買収を実施しています。今後は通信とメディアの効率的な融合を図り、今後も成長していこうとしているのが透けて見えます。

 

米国の通信大手の一角である【T】AT&Tですが、2017年の 売上高は、約18兆円、純利益が3兆円越え(為替1$が110円で計算)でした。

 

今回のタイムワーナーの買収額、9兆4,413億円の大きさが企業収益から見て理解できます。財務的なリスクが少なからず出て来るでしょう。 

 

通信会社は、現代社会には絶対に必要なものですから無くなることはありません。

 

安定配当がの期待ができ、現に33年間連続増配している実績があります。 

まだ、上告される可能性があるので、買収が決定したわけではありませんが、通信とメディアの融合に一定の認可が下りたことで、他社においてもR&Dの動きが加速するかもしれません。

 

すでに【Comcastが21st Century Foxに650億ドルの買収提案 】などのニュースも出てきています。

 

【T】AT&Tの投資情報

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【T】AT&Tは2018年6月12日の終値は34.51US$で、52週高値から21.68%下落しているという状態です。

 

現在の配当利回りは5.82%!!高配当状態となっています。事業規模が大きく高配当であることは魅力的です。

【T】AT&Tの権利落ち日と配当支払日

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私のようなインカム投資家(配当目的の投資家)は、株の購入時に気になるのは配当落ち日と配当支払い月です。

 

【T】AT&Tの過去の 配当落ち日は、上表2列目になります。配当落ち月は、1月,4月,7月,10月で、配当支払い月は2月,5月,8月,11月の年4回です。

【T】AT&Tの購入タイミングは?

10年間の株価チャート(月足)

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出展:SBI証券

 5年間の株価チャート(週足)

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出展:SBI証券

2017年11月に米司法省が健全な競争を阻害するとして阻止を求めて提訴し法廷闘争に発展したせいか、これまで株価は下がり続けていました。

 

リーマンショック時の安値は、23.44$でした。過去10年のチャートを見ると31ドル近辺で4回、株価が反発しています。

【T】AT&TのEPSと一株配当

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EPS:一株当たりの利益 

【T】AT&Tの一株配当と配当性向

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AT&Tは33年間連続増配していて、毎年4セントずつ配当が増加しています。

 

発行済み株数は61億4,100万株なので、為替を1US$=110円とすると


61億4,100万株×4×1.1≒270億円ずつ支払う配当が増えている計算になります。 

 

配当性向を見ると、リーマンショック時はあまり影響がありませんが、ここ10年で3回配当性向が100%以上となり、タコ足配当になっています。

 

2015年ディレクTVを買収した際は、配当性向が208.9%となっていますので、タイムワーナの買収完了した年もタコ足配当になりそうです。

 

ですが、キャッシュは稼げているのでこれもまで通りに増配を続けていくことと思われます。

【T】AT&TのBPSと1株配当

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BPS:1株あたり純資産(純資産を発行株数で割ったもの)
EPS:1株利益

 

BPSは、漸増傾向ですが、大きくは延びてはいません。2017年にEPSが高くなっているのは、米国税制改革の影響です。10年間のEPSはばらついています。

【T】AT&Tの売上と利益推移

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 【T】AT&T売上高はここ10年は、漸増しています。純利益(オレンジ折線)は、2011年は少なく、4400億円程度、2017年は3兆円越えとなっています。

 

【T】AT&Tのキャッシュフロー

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営業CF、投資CF、フリーCFは大きくは変わりません。安定しています。今のところ携帯事業は高収益です。

 

米国は人口増加している国ではありますが、携帯普及率が100%超えていることもあり今後事業が大きくは伸びてこないと予想されています。

 

今後の事業の発展という見方では、不安を抱えている状態でした。

 

このことが、昨今のコンテンツ事業の買収路線に繋がっていて経営の多角化を狙っているのです。

 

ただし、フジテレビでさえも視聴率が低迷しているように、ユーザーにウケる人気コンテンツを継続的に作っていけるかが経営の鍵となってきます。

 

これは本当に難しく、今後、買収したディレクTV、タイムワーナーがどのように売り上げに寄与してくるのかということを見守っていきたいです。

【T】AT&Tへの投資のメリットデメリット

【T】AT&Tへの投資メリット、デメリットとしては、

 

メリット
①高配当(現在5.82%)
②連続増配33年の実績(配当貴族)
③リーマンショック時にも配当に影響はなかった。

 

デメリット
①巨額な買収による経営不安定化。

 

良くも、悪くも、巨額買収の結果が吉と出るか凶と出るかということになりますが、連続増配33年の企業ですので、今後も安定した配当が期待でます。

【T】AT&T まとめ

AT&Tは、安定的事業内容と知名度から日本の個人投資家に人気が高い企業です。

 

配当利回りが5.82%代の高配当状態であるのと、今後、買収のシナジー効果を発揮できれば、キャピタルゲインについても期待できるのではないでしょうか。

 

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