【WFG】ウェルズ・ファーゴは、西海岸サンフランシスコに本拠を置き、【JPM】JPモルガン・チェース、【BAC】バンク・オブ・アメリカ、【C】シティグループ
と並ぶ米4大銀行の一つに数えられます。
ヘンリー・ウェルズ氏とウィリアム・ファーゴ氏の2人によって1852年に創業されました。
彼らは【AXP】アメリカン・エキスプレスも創業しています。彼らについては、あまり日本では知られていませんが、非凡な才能の持ち主だったと言われています。
- 【WFC】ウェルズファーゴはどんな事業をしている会社か?
- 【WFC】ウェルズファーゴの基本情報
- 【WFC】ウェルズファーゴの権利落ち日と配当支払日
- 【WFC】ウェルズファーゴのチャート
- 【WFC】ウェルズファーゴの一株利益と一株配当
- 【WFC】ウェルズファーゴの一株利益と純資産
- 【WFC】ウェルズファーゴの一株配当と配当性向
- 【WFC】ウェルズファーゴのEPSとBPS
- 【WFC】ウェルズファーゴの売上と利益推移
- 【WFC】ウェルズファーゴのキャッシュフロー
- 【WFC】ウェルズファーゴ まとめ
【WFC】ウェルズファーゴはどんな事業をしている会社か?
ウェルズ・ファーゴは、西海岸サンフランシスコに本拠を置き、リーマンショック時の2008年末、米東部を地盤とする大手行のワコビアを買収し、メガバンクの仲間入りを果たしました。
手掛ける業務は広範で、住宅ローン、自動車ローン、中小企業融資でシェア1位になっています。 業務の殆どをアメリカ国内に依存しているといことも特徴です。
リーマンショック時にも、手堅い経営を進めていたおかげで他行と比較して金融危機の影響が小さく、さらに立ち直りも早かったのがWFCの評価を高くしています。
加えて、あのウォーレンバフェット氏が筆頭株主であることも個人投資家に人気です。
【WFC】ウェルズファーゴの基本情報
(出典:dividend.comのホームページ)
ティッカー:WFC
本社:アメリカ合衆国 イリノイ州 シカゴ
配当利回り:3.97%
1株配当:年間1.8ドル
配当性向:39.6%
連続増配年:7年
連続増配年7年です。配当利回りは、3.97%。配当性向についても、39.6%とまだ余裕があります。
【WFC】ウェルズファーゴの権利落ち日と配当支払日
【WFC】ウェルズ・ファーゴの過去の 配当落ち日は、上表2列目になります。配当落ち月は、1月or2月,5月,8月,11月で、配当支払い月は3月,6月,9月,12月の年4回です。
【WFC】ウェルズ・ファーゴは、配当落ち月日が1月末になったり、2月初めになったりするので要注意です。
日本株の配当落ち日は、ほとんど変わりませんが、米国株は微妙に落ち日が変わる銘柄があるので要注意です。
【WFC】ウェルズファーゴのチャート
10年間の株価チャート(月足)
(出典:SBI証券)
まずRSIが30付近に近づいているところに注目、テクニカル上は割安水準で、配当利回りも3.97%なので投資検討期に入ったように見えます。
リーマンショック時は、株価が12$付近まで下落しましたが、回復が早かったウェルス・ファーゴ。バフェット銘柄と言うことで僕は注目しています。
5年間の株価チャート(週足)
(出典:SBI証券)
5年チャートを見ても分かりますが45$付近に抵抗線があることは明らかですね。
これ以下のデータは、出典についての記載がない場合、MorningStar社のホームページより取得し、僕がグラフ化したものです。最新情報はMorningStar社のホームページを参照ください。
【WFC】ウェルズファーゴの一株利益と一株配当
【WFC】ウェルズファーゴの一株利益と純資産
DPS(一株当たり配当)は、2011年から大きく上がり続けています。現在増配率は落ち着いてきています。
【WFC】ウェルズファーゴの一株配当と配当性向
配当性向を見ると、まだまだ増配の余地はありそうです。
【WFC】ウェルズファーゴのEPSとBPS
一株資本であるBPSは順調な右肩上がりです。
【WFC】ウェルズファーゴの売上と利益推移
【WFC】ウェルズファーゴのキャッシュフロー
【WFC】ウェルズファーゴ まとめ
ウェルスファーゴは、歴史ある銀行ですが2016年に不祥事が明るみになっています。
アメリカの雇用制度が生んだ悪とも言えるものなのですが、コンプライアンスがなっていないというものです。
ノルマ達成の目的で、社員が顧客に無断でクレジットカードを発行したり、口座を開設していたりしたことが発覚しています。
また、57万人ともいわれる被害者をだした、自動車保険の不正徴収事件を起こしています。
これって日本の銀行では発生しないと思われる事象ですね。こういった社内不正問題を正す途上にある【WFC】ですが、2017,2018年とフリーキャッシュフローは創出できるようになっています。
今後の経営状況を注視していく必要があります。
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