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【VGT】の配当と信託報酬を考慮したトータルリターンが30%越し!配当落ち日を確認して購入すべし!?

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【VGT】バンガード・米国情報技術セクターETF は、隠れた優良ETFです。日本では、VTI,VT,IVV,VOOの人気が高いですが、過去のトータルリターンを見ると、実は、VGTは超優秀な成績を収めています。

信託報酬0.1%で、現在の配当利回りは0.85%となっています。配当については、1%以下となっていますが、右肩上がりのチャートが示すように、投資対象としては非常に魅力的なので紹介致します。

VGTの概要 

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(以下の画像はバンガードのホームページより)

VGTは、MSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50トランジション・イン
デックスのパフォーマンスへの連動を目指し運用され、米国の情報技術セクターの大型株、中型株および小型株へ投資されていています。

経理率は0.10%で、年間配当は0.85%で、年間4回分割して支払われます。ETF純資産総額は、2,200億円規模で、VGTが設定されたのは、リーマンショック前の2004年1月26日です。

VGTの配当利回りと配当落ち日

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VGTの年間配当利回りは、0.85%です。過去の配当落ち日は、表の二列目を参照ください。配当落ち日は3,6,9,12月の中旬から月末にかけてです。

現地ベースの配当支払日は、配当落ち日から数日後になります。日本の証券会社の入金日は、営業日でさらに3日後ぐらいには入金されます。

VGTを購入するなら配当落ち日を確認して、購入のタイミングを見て買いましょう。直近の配当落ち日は下記リンクから確認してください。

VGTの直近の配当落ち日の確認:dividend.com

VGTの主なデータ

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VGTの構成銘柄数は、356銘柄と多くはありませんが、アップルやマイクロソフトなどの米国を代表する超大型株で構成されています。売買回転率は、5.9%とあるていどは、資産配分のく見直しを実施しています。

VGTは情報セクターETF

VGTが連動を目指すMSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50トランジション・インデックスは、米国の情報技術セクター株式銘柄で構成されています。このセクターは、テクノロジー・ソフトウェアおよびサービス、テクノロ
ジー・ハードウェアおよび機器、半導体および半導体製造機器の3 つの分野の
企業で構成されています。高成長が期待できるセクターへ分散投資されているVGT、気になるトータルリターンを見て行きましょうf:id:kakusala:20180919205725p:plain設定来のパフォーママンスは、10.16%です。リーマンショックを経験している銘柄であることを考えるととても優秀な成績です。加えて、10年、1年、年初来、四半期のパフォーマンスて頂きたいのですが、

設定来: 10.16%
10年間: 14.34%
  5年間: 21.20%
  3年間: 21.25%
  1年間: 30.08%
年初来: 10.69%
四半期:   6.32%
1年間で言えば30.08%と驚異的なパフォーマンスを記録しています。上表は、2018年6月30日までのトータルリターンですが、現在の9月25日まで、VGTの価格は、右肩上がりなので、上記よりも、パフォーマンスは上がっています。 結果論ですが、このパフォーマンスに対して、経費率が0.10%は安すぎると言っていいでしょう。

VGTとVTIとVOOのトータルリターン比較

VGTのトータルリターンがどれくらい優秀な成績だったかを見える化するため、人気ETFのVTIとVOOと比較をします。VTIは米国株全体に連動するETFで、VOOはS&P500に連動するように設計されたETFです。

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  VGT VTI VOO
設定来 10.16 7.15 14.73
10年間 14.34 10.33 -
5年間 21.2 13.27 13.38
3年間 21.25 11.59 11.88
1年間 30.08 14.83 14.32
年初来 10.69 3.29 2.61
四半期 6.32 3.9 3.42

設定来では、VOOが14.73%と一番高いパフォーマンスを示していますが、VOOはリーマンショック後の2010年に設定されているため設定来では一番成績が良いです。

注目したいのは、直近5年以内の成績です。VGTは20%越えで、1年間では30.08%のパフォーマンスです。

2018年の年初に、米国の利上げに伴い、世界的に株価が下がりましたが、VTI、VOOが3%のパフォーマンスしか出せていないにも関わらず、VGTが10.69%のパフォーマンスを出しています。

VGTの10年チャートと5年チャート

 VGTの10年チャート(月足)

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 VGTの5年チャート(週足)

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VGTの取引価格はリーマンショック時から10年経過し、4倍以上に成長しています。スマホ市場やクラウド市場など、情報技術セクターの活況が、パフォーマンスに表れています。

5年チャートを見てもきれいな右肩上がりのチャートを形成しています。下側グラフはRSIですが、最近は70付近を行ったり来たり、パフォーマンスが良すぎ買うタイミングが逆に難しいくらいです。 

VGTの構成銘柄上位10銘柄と構成比率

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VGTは、アップルやマイクロソフト、グーグルのアルファベットなど、大型の値がさ株に投資されています。中でもアップルとマイクロソフトは、純資産総額に占める割合が、それぞれ、15.4%と11.8%とウエイトが大きくなっています。

テクノロジーハードウェア・コンピュータ記録装置・周辺機器や、システム・ソフトウエア、半導体、情報処理・外注サービス、インターネットソフトウエア・サービスでの産業グループだけで、資産額の73.6%を占めています。 

VGTの構成銘柄上位10銘柄の配当利回り

VGTの構成銘柄上位10銘柄の2018年9月21日の株価と税引き前利回り、連続増配年を示します。 

ティッカー 株価 税引き前
利回り
連続
増配年
AAPL 218.37$ 1.34% 5年
MSFT 111.70$ 1.65% 14年
GOOG 1171.09$ 0% -
VISA 150.05$ 0.56% 9年
INTC 46.66$ 2.57% 3年
COSCO 48.56$ 2.72% 7年
FB 162.93$ 0% -
MA 221.90$ 0.45% 4年
ORCL 51.10$ 1.49% 6年
NVDA 263.45$ 0.23% 5年

この上位10銘柄がVGTの構成銘柄の53.2%を占めます。上位10銘柄は、優良銘柄ですが、資産配分としては偏っていると認識しておいた方が良さそうです。ほとんどの銘柄が右肩上がり状態なので、今は気にすることはあまりありませんが...

 

これだけ偏っていると、上位10銘柄の中の、個別銘柄の保有も一つの選択肢であるとも考えられます。VGTの年間配当は0.85%なので、配当狙いという意味では、個別株への投資も一度考えておく必要がありそうです。

ただしVGTの構成銘柄の上位10位を見る限り、ずば抜けて利回りがいい銘柄はありません。私なら、AAPL、MSFT、COSCOあたりの購入を検討してみるかもしれません。

 

VGTまとめ

【VGT】バンガード・米国情報技術セクターETFは、実は隠れた優良銘柄です。トータルリターンが2割を超える実績を残したことがあるETFは今のところVGTしか私は知りません。

米国株長期投資家は、基本的には、配当収入を主眼にした、インカムゲイン投資が主体ですが、キャピタル狙いで投資をすのも現在の株式市場では必要になると思います。株価が高くなっていてい、配当割合が少なく見える状況だからです。

私は、VGTも購入しようとしていますが、今は資金不足で買えない状況です。

VGTの上位10銘柄のなかでは、【MSFT】マイクロソフトを保有しています。

 

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