日立サラリーマンの米国株投資

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サラリーマンが一生お金持ちになれない理由と、お金持ちになるためルート

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いきなりですが、日本では「サラリーマンは一生お金持ちになれない」という事実を理解して、対策方法を考えていきましょう。

 

「たとえ大企業に勤めていても、公務員でも、医者でもお金持ちになれない。」

このことに気が付いてから、僕はもがき始めました。

なぜなら、すでにサラリーマンになった後にサラリーマンではお金持ちになれないことに気が付いたからです。

 

そして、金融リテラシーを身に付けるために、本やセミナーで学びました。そしてサラリーマンがお金持ちになるための一つの答えにたどり着きました。

答えにたどり着いたと言っても、学校では教えてくれないお金のルールを学んだだけなのですが、知らないと一生を棒に振るかもしれない重要なことなのです。

 

僕は言いたいのです。

「サラリーマンでは一生お金持ちになれない」ことに気が付かずに、サラリーマンの仕事にやりがいを求め、自分の寿命である時間と労働力を会社に提供し、「幸せになりたい!!幸せになりたい!!」と叫んでいるサラリーマン全員に言いたいのです。

もうこれ以上、努力の方向を間違えるなと!!

 

仕事はやりがいではなく、お金がどれだけ稼げるかで考えるべきです。

 

あなたはお金持ちになりたいですか?

 

人前でお金の話をすることに否定的な日本では、口に出して言うことは無いですが、全員が「お金持ちになりたい!!」と答えるはずです。資本主義経済の日本でお金を全く使わないで生きていくのは不可能ですから当たり前のことです。

 

リーマンショック後に世界経済が持ち直し、アベノミクスで日本株も上昇しましたが、なぜか僕たちサラリーマンは、忙しいだけで全く豊かになった気がしない。

こう感じている人も多いと思います。それがなぜかをまずは見て行きます。

 

僕たちは、日本という箱庭の中に住んでいます。そしてこの箱庭の中のルールで生きているのです。 

この記事では、僕たちサラリーマンは今どういう状況で働いているのか?
なぜお金持ちはお金持ちになれるのか?
そして、僕たちサラリーマンがお金持ちになるために何をすればいいのか?

を書いていきたいと思います。

世界の実質賃金推移

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(全労連ホームページより)

まずは、どうして豊かになった気がしないのか?と言う疑問の答えを見て行きます。

 

上のグラフは、 1995年の実質賃金を100%として、2016年までの20年間の世界の実質賃金推移を示しています。

実質賃金とは、労働者が受け取った賃金が、実際の社会においてどれだけの物品の購入に使えるかを表す値です。

賃金から消費者物価指数を割り算することで算出されます。

一番下の赤いラインが日本の実質賃金推移です。日本だけ右肩下がりです。1995年100%に対して2016年は89.7%まで減少しています。他国と比較して日本の一人負けです。 

「アベノミクスで株価は上昇しているのに、サラリーマンの僕たちが豊かになった気がしない」というのはどうやら本当で、数値からも明らかです。

このような、実質賃金が下がっていく中で、給料を増やそう、増やそうと努力しても環境には勝てません。豊かになれるわけが有りません。 

 

また、現役時代に感じる働いても豊かになれない違和感だけでなく、年金制度の問題や、終身雇用崩壊など、サラリーマンには悪い話ばかりです。

お金が無いと生活が苦しくなる一方ですし、現役時代に老後資金が準備できなければ、老後破産すことも予想されます。

 

日本の実質賃金が過去20年間減少している。この項ではこれに気が付くことが出来ました。知らなかったことを知ることは、本当に大事です。

 

そしてサラリーマンがお金持ちになれない理由はまだまだあります。

この日本ルールが適用される環境で生きている限り、学生時代どんなに勉強を頑張って大企業に就職しようが、サラリーマンになった時点でお金持ちになる事はできません。

なぜなら、日本のルールがサラリーマンでは絶対にお金持ちになれない構造となっているからです。さらに見て行きます。

年齢階層別の平均給与推移

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 横軸は年齢、縦軸が平均給与を表します。そして青い棒グラフが男性、オレンジの棒グラフが女性の平均給与、緑色が男女を合わせた平均給与です。

下の表は、5年ごとの昇給率を示します。

グラフを見ると女性は一生を通じて、平均給与が男性よりも低く、これは日本の雇用制度の大きな大きな問題点だと言えます。

女性のワーキングプアの問題のドキュメンタリー番組を見たことのある僕としては見過ごせない問題です。

青い棒グラフが男性の平均給与の推移です。50歳前半をピークに、それ以降は大きく減少していきます。

僕がこのグラフで言いたいのは、50歳前までに豊かになっていなければ高確率で老後は困窮するということです。家族持ちであるならば50代は、子供の教育費が負担が増大する人もいるでしょう。

にもかかわらず、日本企業の賃金制度では給料は減少していくのです。今、自分が勤めている会社がどうなのか?若いうちから確認しておくことをお勧めします。

日本のサラリーマンがお金持ちになるのは不可能

日本のサラリーマンは絶対にお金持ちになれません。

なぜって?一番分かり易い質問があります。

「あなたの上司はお金持ちですか?」

今の会社で、サラリーマンを続けるなら、あなたの上司があなたの未来です。

大企業勤務や国家公務員だろうがお金持ちになれない

就職活動で親も喜ぶ就職先は、誰でも知っている大企業や公務員ですらお金持ちにはなれません。

出世したら金持ちになれるだろ?

いいえ、出世しようが、

平社員、係長、課長、部長...どのような役職だろうが、お金持ちになることできません。給料は50歩100歩ですからね。

勤務医や薬剤師とかの資格職種でもお金持ちになれない

勤務医や薬剤師でも、会社から給料をもらうサラリーマンと同じ従業員です。ですからお金持ちにはなれません。

なぜって?

日本の仕組みがそうなっているからです。

サラリーマンは一生お金持ちなれない

日本で一番給与が高い会社はキーエンスという会社です。年収数千万円もらっていてもお金持ちにはなれません。

どのような職業でも、会社でどのような役職に就いていてもお金持ちというカテゴリには入らないのです。

 

一般的に高収入と思われている大企業や医者、彼らも雇われている限りお金持ちではない。それどころか、自分自身が高給取りと思い込んでいるため、勘違いしたまま年だけ取ってしまう恐れがあります。

 

サラリーマンであるかぎり、どんなに頑張ってもお金持ちにはなれない。60代の方に問います。40年間会社で頑張ってきたけどお金持ちになれましたか?

 

日本人は、協調性を重んじた学校教育のせいで、他と同じ水準の生活ができていれば安心する国民性だと思います。

そして、お金と一生を通じて付き合っていかなければならないのに、お金について学ぶことは無く、学校では教えてくれません。不思議だと思いませんか?

 

お金とは何か?お金を貯めるには?お金を増やす方法は?

お金持ちはどうしてお金持ちなのか?学校では教えてくれなかったお金について、自ら学ばないと一生お金で苦労することになるかもしれません。

お金持ちの定義

世間では羨ましがられる、大企業のサラリーマンや、国家公務員、勤務医や薬剤師などの資格ホルダーがお金持ちでないとするとお金持ちはどういった人を指すのか。

次の項目で、収入アップのためにサラリーマン給料を上げる考え方から、資産を保有する考へあなたの思考回路を変えていきます。

お金持ちはどういった人

お金持ちは、資産を持っている人のことを言います。

資産とは、「お金を自動的に生んでくれるもの」、「何もしなくても自分のポケットにお金を入れてくれるもの」のことを言います。

労働でいくら稼いでいても、資産を持っていなければお金持ちではありません。資産で稼ぐからお金持ちなのです。

こう言われると「いっぱい働いて、稼げばお金持ちになれるだろう?」という疑問が生まれるかも知れませんが、凡人にはサラリーマン給料を上げる限界があります。

そもそも入社した会社によって給与額も変わりますし、ベンチャーでない限り給料が2倍、3倍になったりはしません。会社に所属している限り、現実的には労働収入のアップには限界があります。現実をいてください。月収が数万円上がったって、お金持ちにはなれないのです。

 

話を戻して資産について考えていきます。資産とはあなたが働かなくてもお金を生んでくれるものです。それは、株や、債券、本の印税や、特許のロイアリティ収入です。

資産から生み出されるお金は、労働することなく生まれたお金です。あなたの大切な時間、つまり寿命を使用しなくても生まれたお金です。

 

サラリーマンのように時間と労働の対価として得られる収入と、資産から生まれる預金利子や株の配当、本の印税は同じお金でも全く異なるものです。

 

サラリーマンの収入は「自分が働いた分の対価として得るお金」であるのに対し、資産は「自分の時間(寿命)を使わず、働かなくても自動で生み出されるお金」です。

どんなに収入が高くてもサラリーマンがお金持ちではない理由はここにあります。1人の人間が持っている時間と労働力には他人と差はありません。だけどお金持ちと、貧乏人がいる。その理由は、お金を稼ぐことへの考え方が違うからです。

お金持ちは資産に働かせる

人一人の持っている時間と労働力は、ほとんど変わらない。けれど、お金持ちと貧乏人は存在する。

そしてこれから、アメリカがそうであるように日本も中間層が減り、2極化していくのです。自分がどちらに属したいか考えてください。もちろんお金持ちの方だと思います。 

なぜ、お金持ちがお金持ちなのか? 

それは資産に働いてもらうからです。

そして資産に働いてもらって稼いだお金で資産を購入して、どんどん資産を膨らましていきます。そして、あるリミットを越えたら、資産が膨張していき、お金を使っても使っても、資産が増えていく方が早くなります。

そこまでくれば本当のお金持ちです。そしてこれが、超金持ちと超貧乏人と2極化していく原因なのです。お金持ちは何もしなくても資産が働いてくれてお金が増えていくのですから当たり前です。

お金持ちになるためリミット

「お金持ちになるためのリミット」とは何か?ですが、資産を構築していくとあるところからお金が勝手に増え始めます。それにはどれくらい資産を構築したら到達できるかを説明していきます。

結局は、資産額がこのリミット超えたところがお金持ちになるためのゴールになります。

僕たち凡人は、お金持ちになりたいと思っていますが、どこがゴールさえも分からないのではないでしょうか?実はお金持ちになるためにいくら資産を構築すればいいというゴールがあるのです。

それでは、サラリーマでも簡単に保有できる資産である株を例に取って説明していきます。このブログは米国株投資のブログですから、米国株を例にしましょう!

 

僕は、米国株投資の配当収入で税引後配当利回り4%でポートフォリをを構築することを目標にしています。簡単にいうと100万円投資すれば、年間4万円なにもせずに収入になるわけです。

僕が独身のときの生活費が年間200万円だったとします。この年間200万円を配当で得るには、5,000万円を税引後配当利回り4%で運用すればいいわです。

つまり、資産を5,000万円以上構築した時が、お金がかってに増えていくゴールになるわけです。現実的には、株価変動の不安があるので、資産は倍の1億あればさらに安心ですが、

 

自分の年間生活費資産が稼ぎ出すお金

 

となった時が、お金持ちのゴールになります。もしも年間生活費が小さければ、資産はもっと少なくても良いので、ゴールが近づきます。このことを知れば節約を何のためにするのかも理解できます。

目標の無い節約は失敗します。節約して、資産を買い、年間生活費を下げて、お金がお金を生み出すゴールテープを切る。そのために節約する。

不労所得構築のためにサラリーマン給料を使う

人1人の時間と、労働力は皆同じ。でも金持ちは存在する。

僕たちサラリーマンはどうゆう思考を持って資産を構築していけばいいのか一つ提案させて頂きます。

不労所得とは、株や、債券などの資産から収入を得ること、「自分が労働しないで得る所得」です。

資産を構築していくにはどうしたらいいか?

初めは、労働所得で不労所得を買っていくしかありません。

つまりサラリーマン給料で、株や債券、はたまた収益不動産を買って不労所得を構築していくしかありません。

給料から生活費を差し引き、残りのお金を、自分がこれ!!と思う資産に給料を注入していく。

初めは資産が少ないので、資産から得られる不労所得も小さいですが、僕たちには時間があります。やがて資産が大きく稼ぎ始めて、それを再投資、お金持ちのリミットを外すことを目標にするのです。

お金持ちがどんどんお金持ちなる理由

お金持ちがどんどんお金持ちになる理由を説明してきました。

自分の年間生活費資産が稼ぎ出すお金

というシステムを構築した人がお金持ちからということになります。このようなところまで資産を構築できれば、資産が資産を生み出し自動的に膨張していくのです。

お金持ちになりたければここを目標にすべきです。そして、この資産が資産を生む状態は、個人個人で異なります。年間生活費が100万円の人もいれば、1,000万円のひともいるでしょう。

資産が稼ぎ出すお金以上に生活費がかかれば、いつまでたってもお金は貯まらないのです。生活費が少なければ少ないほど、お金持ちに近づけます。節約すべきです。

サラリーマンがお金持ちになることを邪魔する日本

サラリーマンの収入は労働収入で、現実的には収入アップには限界があると言うことは先に述べました。

このほかにもサラリーマンがお金持ちになれない理由が有ります。それは日本の税制です。 

お金持ちに有利な日本の税制

2019年10月に消費税が8%から10%に上がろうとしています。

僕たちサラリーマンには重税が課されています。毎月の給料から源泉徴収される所得税や住民税、その他に、社会保険料や40歳になれば介護保険料も徴収されます。

収入が高いと、児童手当も半額になりますし、高校授業料の免除もうけられなくなります。

給料から勝手に税金が引かれて、残ったお金が僕たちに手取り給料として支払われるのです。

しかもお金を使えば、すでに重税を課された手取り給料から消費税も10%取られます。日本はサラリーマンには特に大重税国家です。

一方、お金持ちとサラリーマンの税金の支払い方は違います。

お金持ちは「事業で得たお金を、事業に使って余ったお金にだけ税金がかかる」のです。事業に使えるお金は多岐に渡ります。分かり易いように事業で得た収入が1,000万円だとします。

会社の家賃が100万円、仕事上の交際費が100万円、事業用の車など200万円、ガソリン代などの維持費100万円で合計500万円事業ににかかったとします。そうすると法人の場合は所得は1000万円ー500万円=500万円となります。

 

法人を所有しているお金持ちには、この500万円にしか税金がかかりません。

詳しく言うと車などは税金計算の考え方が違いますが、サラリーマンが車を購入しようとした場合、税金が引かれたあとの貴重なお金で購入しているのと、法人は税金が引かれる前のお金で購入しているのとでは大きな差があることは理解できると思います。

法人は無税で車を買えるとも言えます。

まさにサラリーマンは税金を取りやすいということで取られているのです。 

まとめ

日本でお金持ちになりたければ、日本のルールではサラリーマンではお金持ちになれません。

ですからお金持ちなりたければ、資産を構築し、自分で起業するしかありません。

今は副業で個人事業主になることで収入の複線化ができる時代です。

オリンピック選手がかつてこう言っていました。

勝つためには「正しい努力をする」ことが大切です。

スペシャリストは無駄な努力はしないのです。だから僕たちサラリーマンも、勝てるように正しい努力をしなければなりません

 

ルール上で勝てないサラリーマンでお金持ちになろうとするのは正しい努力ではありません。

始めはしょうがないので、サラリーマンの労働収入を資産に変換して少しずつでもいいから資産からの収入を増やしていく、例えばブログなどの副業をして、個人事業主となり、税法上で有利な稼ぎ方をしていくのが正しい努力の方向です。

 

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技術や、生活環境は常に変化しているし、今はそのスピードがめちゃくちゃ速い。時代の波にのりながら生きる感覚を身につ行けるとこが大切だと思います。とりあえず我々サラリーマンに大きな影響をもたらす、働き方改革関連法について理解してください。

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この記事の前に書いた、記事です。【リーマン+ブロガー】を僕は始めました。

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自分が楽しいと思える生き方に転換しましたという記事です。

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まだまだ言いたいことが有るので、近日追記予定です。ユウキヒデカズ