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【MSFT】マイクロソフト25株を株価136$付近で買い戻しました

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業績絶好調の【MSFT】マイクロソフトを136$付近で25株購入しました。

先日、元々もっていた100株を124$付近ですべて売却したのですが、その翌日にXBOXの新製品を2020年に発売するとの発表があったり、クラウド事業による収益力アップの発表がありました。

こういった、報道と今回の決算を見て、元々持っていた100株に対して、1/4の25株を136$付近で買い戻すことにしました。

過去売却した差分の75株分のドルは【V】ビザ、【ABBV】の購入資金にすでに充てています。

今回MSFTを買い戻すことにした理由 

【MSFT】マイクロソフトのようなグロース株は、いつ利益を確定するかが悩みどころです。

高配当株を長期で運用することを主戦場としている僕ですが、マイクロソフトのような超優良株は今後も持ち続けて、利回りの向上を狙っていきます。

クラウド事業は、今もアマゾンの一人勝ちですが、今回マイクロソフトのクラウド事業の成長を見て購入しました。

 

現代人はパソコンが無ければ仕事ができない状況です。7月18日の四半期決算発表によると、米マイクロソフトの第4・四半期(4─6月)決算は、売上高と利益がそろって市場予想を上回りました。

 

基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」のアップデートに伴う収入も収益を押し上げ、サティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)が2014年に就任して以降、マイクロソフトは、ウィンドウズ事業からクラウドサービス事業に焦点をシフトさせています。

クラウドを介して計算処理の能力を提供する「アジュール」の売上高は64%増。ただ、伸びは前年同期の89%、前四半期の73%から鈍化した。

アジュール部門は「インテリジェント・クラウド・ユニット」部門の売上高に含まれていますが、インテリジェント・クラウドの売上高は114億ドル。リフィニティブがまとめたアナリスト予想は110億ドルだったので、4億ドルの上振れです。

これは再購入をためらっていた僕の背中を押してくれました。

 

【MSFT】マイクロソフトはどんな事業をしている会社か?

マイクロソフトと言えば、Windows、PC用OSで圧倒的なシェアを誇っています。最近では、次の成長ドライバーとして、クラウド事業に力を入れています。 

クラウド事業のトップはアマゾンAWSで売上高は150億$弱もあり、2番手がマイクロソフトAzureは約30億$ほどです。 

大きく水をあけられている状況です。しかしながらクラウド事業の市場規模は、2015年で10兆円規模であり、その規模は現在も拡大しています。 

米調査会社IDCは、パブリック(共有型)クラウドサービスの世界市場規模が2018年に前年比23%増の1600億ドル(約17兆7700億円)に達するとの見通しを発表しています。 

パイが大きいクラウト事業へ投資が順調に推移している状況で、株価も堅調で、右肩上がりを維持している状況です。 

その他の事業としては、word、excel、powerpoint、outlookなどのoffice製品、中でもoffice365などのクラウドビジネスは好調のようです。  

 

 

 

 

【MSFT】の株式指標

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【MSFT】マイクロソフトの権利落ち日と配当支払日

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 【MSFT】マイクロソフトの過去の 配当落ち日は、上表2列目になります。配当落ち月は、2月,5月,8月,11月で、配当支払い月は3月,6月,9月,12月の年4回です。 

【MSFT】マイクロソフトのEPSと一株配当

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【MSFT】マイクロソフトの一株配当と増配率

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DPS(一株当たり配当)は毎年上昇しています。増配率も10%以上となっていて、二桁を維持しています。 

自社株買いも積極的でここ5年間で見れば、配当より自社株買いの方が多いほどです。 

増配と、継続的な自社株買いで株の価値を高めてくれる銘柄なんてほとんどありません。

【MSFT】マイクロソフトの一株配当と配当性向

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株価と同じく、1株配当も右肩上がりで、配当性向もまだまだ余裕があります。 

配当利回りは、株価の上昇で、1.71%と低く見えますが、自社株買いも積極的なため、株価が上昇し、見た目の利回りが低く見えるといったものです。 

キャピタルとインカム両得の銘柄です。

【MSFT】マイクロソフトのBPSとEPS

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【MSFT】マイクロソフトは自社株買いに積極的な企業です。

過去10年でおよそ2割の巨額な自社株買いをしており、それに伴いEPSは1ドル近く増えています。

自社株買いペースはこの5年も衰えていません。今後の自社株買いにも期待したいところです。

一株当たり純資産(BPS)も、事業の成長と、自社株買いにより右肩上がりに伸びています。

【MSFT】マイクロソフトの売上と利益推移

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【MSFT】マイクロソフトの2008年の営業利益率は、36.9%と恐ろしく驚異的な高収益企業でしたが、 

2011年をピークに減少傾向にあり、2017年の営業利益率は、25.2%となっています。それでも依然として高い営業利益率を保っています。 

この間、売り上げは6000億$から9000億ドル$と、1.5倍になりましたが、営業利益は横ばい傾向です。利益率が下がっているので、このような傾向になります。 

近年、アマゾンや、google(アルファベット)などの競争企業が頭角を現しています。 

WindowsOSのライバルとして、携帯はアンドロイド、iOS、ブラウザではgoogleクロームなど様々なライバルが登場しています。 

とはいえ、私も仕事で使っているwordやエクセルなどのソフトにおいては、世界的な共通ソフトとなっていて、他社にこの分野の参入を許すことはないでしょう。

【MSFT】マイクロソフトのキャッシュフロー

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注目すべきは、まずは、投資CFです。10年で徐々に増えてきて、2017年では2008年の3倍以上の投資キャッシュフローとなっています。 

これは、現在力を入れている分野のクラウドの先行投資によるものです。 

営業キャッシュフローと投資キャッシュフローの額自体も兆単位と莫大なものですし、漸増傾向に見えます。 

クラウドの先行投資が落ち着いて、収穫の時期になれば利益を伸ばしていくことは確実です。

 【MSFT】マイクロソフト まとめ

今回、マイクロソフトの持ち株25株を136$付近で買いました。現在株価は140$付近なので、このまま右肩上がりになればうれしいですね。

 

クラウド事業の拡大を背景にマイクロソフトの時価総額は4月に初めて1兆ドルを突破した。110兆円企業です。

今回の四半期決算では、アジュールをベースにした事業部門の四半期売上高がウィンドウをベースにした部門の売上高を小幅ながら上回りました。

クラウド分野では、アマゾン・ウェブ・サービシズがアジュールの競合。調査会社カナリスによると、シェアは、アマゾンが32.8%、マイクロソフトが14.6%、グーグルが9.9%。

 

 

「ワード」や「エクセル」などの業務ソフトをサービスとして提供する「オフィス365(企業向け)」などの好調が主導し、プロダクティビティー・ソフトウェア事業の売上高は14.3%急増の110億5000万ドル。予想は107億1000万ドルだったことも高評価です。

マイクロソフトはワード、エクセルでどこまで稼ぎつつけるのか、これからも収益基盤であるのは確実です。

 

パソコン部門の売上高は113億ドルに増加。アナリスト予想の109億8000万ドルを上回りました。

同部門にはゲーム専用機「Xbox」、「Bing」検索サービス、ラップトップ「サーフェス」も含まれる。

2020年にXBOX発売で収益を押し上げるのは確実ではないでしょうか?

 

Good Luck!! 

 

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