【MDT】メドトロニックは、は診断装置や治療器具を扱う医療機器メーカー大手です。
手術支援ロボットなどの先端医療技術を保有しています。
中でも、ペースメーカーの分野で世界首位で、その他、脊髄疾患、悪性・非悪性疼痛、運動障害などに対応する器具を世界各地で製造・販売しています。
買収にも積極的で、
2015年にはコヴィディエン社(手術用製品や人工呼吸器に強みを持つ)を買収し、2016年にはハートウェア社(補助人工心臓メーカー)を買収。
2019年1月には、EPIXセラピューティクスの買収に合意しています。
- 【MDT】メドトロニックの事業内容
- 【MDT】メドトロニックの基本情報
- 【MDT】メドトロニックの権利落ち日と配当支払日
- 【MDT】メドトロニックのチャート
- 【MDT】メドトロニックの一株利益と一株配当
- 【MDT】メドトロニックの一株配当と増配率
- 【MDT】メドトロニックの一株配当と配当性向
- 【MDT】メドトロニックのEPSとBPS
- 【MDT】メドトロニックの売上と利益推移
- 【MDT】メドトロニックのキャッシュフロー
- 【MDT】メドトロニック まとめ
【MDT】メドトロニックの事業内容
【MDT】メドトロニック(Medtronic, PLC)は医療診断および治療器具メーカーで世界各地で製品を販売しています(売上の7割が米国、3割が米国以外)。
主な製品は、徐脈、頻拍性不整脈、心房細動、心不全などの管理、心臓弁置換、悪性・非悪性疼痛など多岐にわたります。
JNJと似た感じですね。
【MDT】メドトロニックの基本情報
(出典:dividend.comのホームページ)
ティッカー:MDT
本社:アイルランドのダブリン
配当利回り:1.98%
1株配当:年間2.16ドル
配当性向:41.38%
連続増配年:41年
連続増配年41年です。配当利回りは、1.98%。配当性向についても、41.38%とまだ余裕があります。
【MDT】メドトロニックの権利落ち日と配当支払日
【MDT】メドトロニックの過去の 配当落ち日は、上表2列目になります。配当落ち月は、3月,7月,9月,12月で、配当支払い月は1月,4月,7月,10月の年4回です。
【MDT】メドトロニックのチャート
10年間の株価チャート(月足)
(出典:SBI証券)
チャートを見てわかりますが、右肩上がりに株価が成長し続けています。連続増配により、増配されるたびに、株価も上昇していくとい理想的な状況にあることが見て取れます。
5年間の株価チャート(週足)
(出典:SBI証券)
5年チャートを見るとRSIが30付近まで下がる、押し目もあり分かり易いです。
これ以下のデータは、出典についての記載がない場合、MorningStar社のホームページより取得し、僕がグラフ化したものです。最新情報はMorningStar社のホームページを参照ください。
【MDT】メドトロニックの一株利益と一株配当
【MDT】メドトロニックの一株配当と増配率
増配率は、7~10%ほど安定してあり、理想的です。
【MDT】メドトロニックの一株配当と配当性向
【MDT】メドトロニックの配当性向は、大きく増配した時に100%を越えたことがありますが、直近は50%付近で推移していてまだまだ余裕が有ります。
【MDT】メドトロニックのEPSとBPS
【MDT】メドトロニックの売上と利益推移
2015年にアイルランド同業のコヴィディエンを430億ドルで買収、2016年に補助人工心臓のハートウェアを11億ドルで買収しました。
買収効果で、2016年から売り上げは大きく伸びました。
2016年を境に営業利益率は少しさげましたが、それでも20%台を確保していて優良です。純利益も伸びてきています。
堅実経営の企業と見えます。
【MDT】メドトロニックのキャッシュフロー
フリーキャッシュフローが安定的に創出されていて、健全経営ができていることが見て取れます。2016年から投資キャッシュフローが大きくなったのは、買収により会社規模が大きくなったせいです。
【MDT】メドトロニック まとめ
【MDT】メドトロニックは、米国株投資家にあまり有名な銘柄ではないと思いますが、連続増配41年の配当貴族です。
自社株買いも、積極的に行っているし、像は割合も10%弱を維持しています。長期投資向けの銘柄です。
事業分野も安定的なヘルスケア、医療機器を扱っています。配当利回りが約2%ですが、株価が上昇しているため低く見えているだけだとも言えます。
まだまだ、配当性向にも余裕が有り、増配は続いていくと期待できます。
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