日立サラリーマンの米国株投資

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米国株に投資する理由と、僕が投資を始めた時の考え方

 

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今日は、僕たち米国株投資家が、なぜ「米国株投資」で資産構築を目指すのか?という疑問に答えて行きたいと思います。

投資の目的は、「お金を稼ぐ」こと。もう少し言うと「資産を構築して自由で幸福な人生を送る」ことを目的に投資活動を行っています。これは資産運用している方々すべてに当てはまることだと思います。

 

僕自身が「米国株投資」で何をしているか?と問われたら、「ほとんど何もしていない」と答えます。

銘柄を購入したら、毎月の配当を楽しみに待つといった感覚です。手間がほとんどかからないのです。

天からお金が降ってくる感覚。まさに不労所得です。

米国株市場は、日本時間でPM10:30かPM11:00から開場されるので、サラリーマンが仕事中に値動きが気になるということもありません。

生活に無理なく投資活動が溶け込む感覚です。この点はストレスフリーです。

ただし、米国株投資も投資ですから、リスクが無いわけではありません。

このリスクを、僕がどう考えて、大切な自分のお金を米国株に投資しているのかを説明していきます。

 

米国株市場は歴史上右肩上がりを続けている 

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上表は、ダウジョーンズの1789年からの株価指数です。過去230年間株価は上下しながら右肩上がりを形成してきたことが分かります。

記憶に新しい2009年のリーマンショックと1929年の世界恐慌の株価変動を見てみましょう。

世界経済は終わった!!と言われていたリーマンショックの株価値下がりの約4倍ほども世界恐慌時株価が値下がりしたことが分かります。リーマンショックは大したことが無かったと言ってもいいですね。

そして、世界恐慌時の下げも3年ほどで米国株市場は持ち直しました。

人生スパンで考えてください。20歳から株式投資を始めたとして、現役時代の60歳までで40年あります。さらに投資を100歳まで継続するなら80年間です。

40年、80年のスパンを上表に当てはめてください。僕はこれを見て勝てると判断しました。米国株投資で負けるときは、年齢によるポートフォリオの組換えをしないで、人生の最後の方で大きなリセッションに見舞われたときだけだと思います。

ただ、前述の1929年の世界恐慌も3年で株価は反転しました。世界恐慌時も米株を定期的に買い増していけば、数年後には、プラスになった可能性が高いわけです。

 

米国株市場は右肩上がりに成長しないと、米国の国家運営に大きな問題が生じると言わています。

年金資金や、医療、子供の教育費までもが株式市場で運用されています。米国民は株価が下がると破綻するのです。

つまり株式市場に何かあれば、政治的な介入があり、株価は支えられます。リーマンショック時の政治介入がそれを証明しています。

このような過去の経緯より僕は米国株は今後も右肩上がりに成長していくと考えています。

僕たち米国株投資家に必要なことは永続する企業に投資することと、自分の年齢と経済状況により適宜ポートフォリオを見直していくことだけです。

税引後配当利回り4%の破壊力

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上表は、20歳から投資を始めたとして、毎年100万円自己資金で米国株式を追加購入しつつ、配当は複利運用で、税引後配当利回り4%で運用していった場合資産がどのように成長するかの表です。

サラリーマン基準で考えているので、毎年投資する自己資金100万円は、定年の60歳で完了、米国株に投資した自己資金の合計は40年分で4,000万円になります。

あくまで計算上ですが、40年後の60歳で資産は1億円達成です。4%の税引後配当利回りのポートフォリオは構築可能です。

これを知れば、米国株への長期投資が大きな利益をもたらしてくれる可能性が高いことがわかると思います。僕はこれにかけているのです。

複利効果

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上表は、先ほどの表を棒グラフかしたものです。もう一度説明すると、

20歳から投資を始めたとして、毎年100万円自己資金で米国株式を追加購入しつつ、配当は複利運用で、税引後配当利回り4%で運用していった場合資産がどのように成長するか棒グラフにしたものです。

サラリーマン基準で考えているので、毎年投資する自己資金100万円は、定年の60歳で完了、米国株に投資した自己資金の合計は40年分で4,000万円になります。

青い棒グラフが自己資金を示していて、オレンジのグラフが受けっとった手取り配当を示しています。

60歳では、自己資金4,000万円に対して6,282万円が受け取った配当額です。

60歳すぎてからは年間の受け取り配当を再投資していくだけで、80歳の時の資産は2億5,000万円越えになる計算です。

自己資金は4,000万円ですから、60年間で自己資金の5倍の2億円越しを配当で得たことになります。

僕は、これを知ったときに、毎年100万円の自己資金を捻出し、そのお金を長期投資資金としてずっと資産運用できれば勝てる!!と考えたから、米国株投資に賭けることにしたのです。

 

このグラフを見ると分かりますが、投資10年後の30歳あたりから、配当の累積がどんどん積み上がっていくのが分かります。 

実際、株価の上下はあると思いますが、毎年100万円を40年かけてつみあげていくのが重要で、株価変動に対して平均で購入できることになります。

米国株投資の限界

そして、僕は米国株投資に対してすべて肯定しているわけではなく、不満というか、限界を感じているということもしっかりと書いておかないといけないと思っています。

まず、先ほどの棒グラフを違った見方で見て頂くと分かるのですが、米国株投資は、「資産の成長に時間がかかる」という問題があります。

人生の後半では、複利運用の効果が、暴れ馬のように出てきて資産がもう勝手に増えるという状態となりますが、資産構築を始めた当初は真逆です。

お金持ちで、購入資金が沢山あればいいのですが、サラリーマン基準で言うと、年間に投資できる資金は良くても100万200万円前後ではないかと思います。生活もありますからね。

若い時にお金が欲しい!!という場合にはこの投資法はあまり向いていないかもしれません。投資初期は、トータルリターンがマイナスになることも多く、ここで挫折してしまう人も多いのも事実です。

10年,20年スパンで投資できる余裕資金をいかに創出するかとうことが重要になります。

まとめ

僕が米国株に資金を投入している理由はまだほかにあって、配当貴族や、配当王と呼ばれる数十年も連続増配している企業が有るためです。

連続増配している企業は株価も安定しているし、連続増配を続けられるだけの企業体力、企業価値が有ります。

シーゲル博士も永続する企業に投資することが資産構築の王道だと語っています。

僕自身、米国株投資に人生をかけています。理由はそれだけの価値と勝てる要素が多分にあると信じているからです。

10年後、20年後に笑っていられるように日々金融知識を身に付けるべく精進と、投資資金を増やすための本業、副業の収入アップを実践していくしかありません。

 

サラリーマンには定期収入があります。ある程度安定した会社に勤めていれば、経済危機の時も給料はでるはずです。

株は安い時に買うそれに尽きます。これを可能にするのが、サラリーマン収入だとボkは考えているのです。

 

生活資金の確保も大切ですが、資産構築のために働き、節約する。これを若年期から続けて行けば、やがて経済的に安定し、生活にゆとりが出る。

 

貯蓄だけでは、本当の安定はしないことに気付ければおのずと行動が変わってきます。

一度自分の人生で何をしたいのか?そして、資産、お金の流れを点検すると気付きがあるかもしれません。

 

エクセルで100歳までんお収入と支出で、どれくらいの資産が残るか検討することが一番だと思います。エクセル使える人にはお勧めです。

 

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