日立サラリーマンの米国株投資

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2018年8月時点の保有米国株の年間配当予想

家の購入資金3,000万円を米国株に振り向けてからの、年間予想配当と今後の投資方針をブログに残しておこうと、今自宅PCに向かっています。

これまで、漠然と貯めてきた家の購入資金の一部3,000万円を米国株投資に振り分けてからの感想と、今後の配当収入予想を書いていきたいと思います。

私が、株式投資を始めたのは2006年、小泉政権時代です。このころ、小泉さんが「これからは、貯蓄ではなく投資だ!!」と言っていたのをTVで見て、取り合えず証券口座は作っておこうと始めたのがキッカケです。

そこから、買ったり負けたりを繰り返し、本業収入と合わせて少ないながらもある程度の資産を作ってきました。

妻と話し合いをして、家は基本的には購入しない、買っても中古の1,500万円程度と決めてから、日本株投資から米国株投資にシフトするまでは早かったのですが、やはり3,000万円の大金を、市場に突っ込むのは正直躊躇しました。

投資歴12年、リーマンショックも経験しているので、株式市場の恐ろしさは十分にわかっているつもりです。ですが行動しなければ何も始まらないと決心して今に至ります。
サラリーマンの給与収入だけでは、人生でやれることは限られているからです。

アラフォー世代ともなると、本業の仕事はストレスが多く、不労所得である毎月の配当収入は、生きるエネルギーになっていると思います。ただ私のポートフォリオは他の、米国株投資家と比べると非常に歪な構成となっています。では見ていきましょう。

ミタゾノの保有米国株の資金配分

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投資金総額は、3,000万円弱です。2017年1月から徐々に買い進めて現在のポートフォリオを構築しています。

見てわかる通り、【PFF】iシェアーズ 米国優先株式ETFの保有比率が50%と非常に高くなっています。PFFは、BLACKLOCK社が提供するETFで、議決権の無い優先株式300種に分散投資されています。

優先株は、議決権がない代わりに配当が高く設定さされていて、PFFの税引き前利回りは5.77%です。税引き後利回りは約4.15%とになります。非常に高配当です。

PFFの注目すべき特徴として、β値が小さく価格変動が小さいという特徴をもっています。β値とは株価がどのくらい変動しやすいかということを表した数値です。

β値が小さいというと、メリットとして株価が変動しにくいと言えますが、逆に言うとキャピタルゲインは得難いとも言えます。私はこれを分かっていて、あえて投資しています。

PFFに関しては、ベータ値が低すぎて、キャピタルゲインは得難いのではなく、得られないと言ってもいいくらいなのですが、投資元本を減らさないことにウエイトを置いています。

通常米国株は、年4回の配当支払いが多いですが、PFFは、毎月配当をもらえます。私は、ここに着目して、今はPFFをキャッシュ創出のエンジンとして利用して、配当を他の高配当株に振り分けていくとい戦略を立てています。

今後の投資方針

今後は、インカムゲイン(配当)が積みあがってきたらBTI、MO、WBKなどの他の保有銘柄を買い進めて、ポートフォリオのバランスを取っていきます。豪州リートなども新規購入対象として監視中です。

私の米国株ポートフォリオは、他の米国株投資家が保有する銘柄と同じような銘柄となっていますが、保有比率は大きく異なります。どちらかというと米国市場が、下落に転じた時の対策に重きを置いています。

PFFへの集中投資は、正直投資効率は良くありません。他の銘柄には、年10%成長などの銘柄が多くあります。それでもPFFに投資する理由は、米国株価暴落時にPFFは価格安定性の強さを発揮してくれると信じているからです。株式投資にリスクマネジメントは絶対に必要です。

ミタゾノ保有の米国株の月別配当

保有中の米国株の月ごとの配当額を日本円ベースでまとめてみました。為替は1ドル111円として計算しています。こうやって見ると米国株投資のすばらしさを実感できます。

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年間配当収入は120万円ほどになります。月平均10万円の不労所得を構築できている状況です。実際は月ごとの配当は、ばらつきがあります。最も多い月の1月で、17万6,640円、少ない月の10月で6万6,739円になります。

【PFF】からの配当は、毎月5万4,424円です。これが毎月の再配当の原資になっています。豪州ADR銘柄の【WBK】ウエストパック銀行の配当支払いは年2回ですが、9万1,538円と高額になっています。その他銘柄の配当は、保有数が少ないので、株価と相談しながら、毎月の配当を再投資していきます。

【NGG】ナショナルグリッドは、夏の配当の方が倍近く多いのですが、表は年間の配当を当配分して記載しています。その他も同様です。

【WBK】は配当利回りの高さで購入した銘柄ですが、私のポートフォリオの中で最もリスクがある投資だと考えています。この株は中国経済の影響を受けやすいからです。今後、配分率の再考をしていきます。

ミタゾノの米国株投資の未来予想

今後、米国株投資を続けていけば将来の資産形成がどのようになるか検討していきたいと思います。現在のポートフォリオの税引後利回りは4.15%です。現在の投資額は約3,000万円です。

年間配当約120万円に、自己資金を年間100万円を加えて投資していった場合の資産がどのように資産が増えていくかを確認します。複利運用の偉大さがわかります!!!

下に示す棒グラフを見ると、22年目に投資元本と累積配当額が逆転し、1億円を達成、36年目に2憶、45年目に3憶達成できます。

配当利回り4.15%で、配当はすべて再投資し、
追加自己資金100万/年で運用した場合

  1年目資産 3千万
  5年目資産 3千973万
10年目資産 5千435万
20年目資産 9千423万
30年目資産 1億5,411万
40年目資産 2億4,405万

ちなみに、米国株の期待利回りは5~6%という説があり、6%で運用できたとすると

配当利回り6.0%で、配当はすべて再投資し、
追加自己資金100万/年で運用した場合

  1年目資産 3千万
  5年目資産 4千251万
10年目資産 6千286万
20年目資産 1億2,655万
30年目資産 2億4,060万
40年目資産 4億4,486万

となり約2%の配当利回りの差で40年後は2億円の資産差になります。複利サイコーです!!配当利回りにはこだわっていきたいと思います。

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税引き後配当利回り4.15%、自己資金追加投資100万/年で複利運用した場合の資産額推移

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米国株投資を初めて1年8カ月たった今の感想

今は、米国株投資で、人生が変わる第一歩を歩き始めたといった気持ちです。2017年1月から米国株投資にシフトして、徐々に投資額を上げてきました。そして現在3,000万円弱を投資しています。

まだ、自己資金比率が大きな状態ですので、市場の暴落は問題ですが、家族運営資金と投資資金のバランスを考え次に進んで行ければと思います。

前の検討で、20年後には投資元本と累積配当が逆転するので、たとえ株価が暴落しても全く気にならなくなると思います。まずはそのときまで、うまく運用していきたいと思います。

リーマンショック後の株価最安値から10年たち、その間、米国株は右肩上がりの状態です。株は上がるときもあれば、下がるときもあります。それでも、世界経済は地球人口が増加するかぎり成長していきます。

この成長の波に私も乗って、1度きりの大切な人生を米国株投資で有意義なものにしたいと考えています。

 

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